いまさらながら、塩分摂取量について

高血圧なので食事の塩分量に気をつけなければならないが、「塩分」とは食塩だけなのかナトリウムなのか、ChatGPTに尋ねてみた。答えはナトリウム。だとすればナトリウムを含む調味料や添加物は、食塩だけではなかったはずだ。真っ先に思いついたのはグルタミン酸。いわゆる化学調味料だが、昆布など自然素材に存在する。工業的な製法でも、原料はサトウキビらしい。

ただしあちこち見て回ると、グルタミン酸という場合とグルタミン酸ナトリウムという場合がある。こういう”煮え切らなさ”を探ってみると面白いことに出くわすのでさらに調べてみた。わかったことは、グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは別物だということ。化学調味料はグルタミン酸ナトリウムのほうで、ナトリウムなしの「グルタミン酸」は単独では旨味がなく、水に溶けにくい。昆布やトマトの中にある場合は、自然に含まれているナトリウムといっしょに食べるので旨味を感じるのだという。

さらに「アスコルビン酸」についても調べてみた。いわゆるビタミンCであり、酸化防止剤としてさまざまな食品に添加されている。がこれも添加物は「アスコルビン酸ナトリウム」のほうで、ナトリウム化合物になることで機能が高まるらしい。また、アスコルビン酸ナトリウムの場合であっても、成分表などに「ビタミンC」と表記できるという。

このほか、リン酸ナトリウム(加工食品のpH調整剤)、安息香酸ナトリウム(保存料)、ナトリウムメタ重亜硫酸塩(酸化防止剤)など、食品添加物はナトリウム化合物が少なくない。何しろお茶の葉にもグルタミン酸ナトリウムを添加することもあるというのだから、ややこしい時代になったものだと思う。

とはいえ食料自給率の低い日本では、添加物は命の綱。私の好物にも沢山含まれているし、そもそも塩は大好きだ。我慢して刺身醤油を減らしたり味噌汁を薄めているのに、実は追いついていなかったなどということがないよう、「渡る世間はナトリウムだらけ」ということを頭の片隅においておこうと思う。

ブログのカテゴリー管理の威力

最近特に、ブログのカテゴリー管理の重要さを感じる。本サイトのGoogle Analyticsでも、上位にランクされているのは記事そのものではなく、「カテゴリー名」だ。来場者がアクセスしてくれる理由はそれぞれだろうが、少なくとも記事のテーマに興味があったからで、同じテーマにも関心がある場合も多いだろう。そんなときに同様のテーマの記事へ読者を誘導してくれるのがカテゴリーだ。

当然ながらカテゴリー化するには、まとまった数の記事が必要だ。ブログの開設直後はその効果がピンと来ないので、サブタイトルのようなつもりでつけてしまうことも多いだろうし、ある程度続けてきたブログでも「未分類」カテゴリーが一番多いこともある。ところがなんとなく未分類にしてしまった記事でも、よく考えればちゃんとしたカテゴリーに含まれる内容であることが多い。同じ人物が書いているのだから当然だ。
当サイトでは、たまたま来場者の多かった記事に対して、カテゴリーを立てるだけでなく、カテゴリー専用バナーを記事の末尾に設置している。タイトルの直下にも小さいカテゴリー表示はあるが、あえてやってみたのだが、今来場者の多いのはすべてこのバナーを設置した記事だ。

カテゴリーが未分類のままだと、せっかく巡回してくれたかもしれない読者を、その記事だけで帰してしまう。これは勿体ない話だ。専用のバナーをつけるだけでなく、未分類カテゴリーにした旧記事に、新たにカテゴリーを立てていくのも有効だ。時事ネタや極端なプライベートでなければ、大げさな話題でなくてもカテゴリーにまとめてあるだけでそれなりに表示回数が上がる。過去の遺産を再利用するわけで、新たな記事を書くよりも労力がすくない。

上手なカテゴリー化については目下研究中で、投稿とはまた違った難しさがある。本の編集作業のようなもので、作家の数に比べると編集者は極端に少なく、アマチュアの編集者というのもあまり聞かない。そのへんが編集という作業を表していると思う。なお、WORDPRESSでは、いつのまにカプラグインなしで記事に「タグ」をつけられるようになっていた。カテゴリーとどう使い分けるかが妙味だろう。

「未分類」には掘り出し物が。カテゴリーが未分類のままでは勿体ない

タイトル画像の話 / 雑誌とキーボード

昭和時代のCGでは、開いた雑誌のページを作るのがちょっとやっかいで敬遠していたが、Blenderなら一発。もっともらしい紙面づくりを楽しむことができた。

それだけでは寂しいので電子楽器のバーチャルなキーボードを投影させることを思いついた。PC用にそういうのがあったので、楽器にもあるだろうと。だが、それがやっかいだった。密閉した箱の中に光源を置き、底面にキーボードの形の穴をあけて漏れた光をデスクに投影する。理屈はそうなのだが、穴の切り抜きや光源の位置の調整などがけっこう面倒だった。

ちなみにロゴは某有名メーカーではなくハマヤ。見えづらいが、マークも音叉ではなく3本の破魔矢だ。そういうしょうもないおふざけはCGより得意だ。

https://www.gpfarmasi.id/