マーケットガーデン作戦?

米軍が空挺部隊の訓練を中止したというニュースがあった。地上部隊投入の前触れかもしれないというが、空挺部隊(パラシュート降下部隊)というのが非常に気になる。
空挺作戦はかっこいい。派手好きの大統領が制空権は握ったと判断し、手っ取り早い勝利を狙ったということだとしたら、マーケットガーデン作戦に似ていると思った。

マーケットガーデン作戦は第二次大戦のヨーロッパで行われた、連合軍の「史上最大の失敗」である。ナチス占領下のオランダ国境にかかる川の向こうにパラシュート部隊を送り込み、両側から橋を占拠中のドイツ軍を叩いて、そのまま一気に終戦まで持ち込もうとしたが、空挺部隊が壊滅し、惨憺たる結果に終わった。

この作戦の前に、史上最大の作戦と言われた「ノルマンディ上陸作戦」があった。これはイギリスのモントゴメリー将軍が指揮したが、空一面のパラシュート部隊の映像にアメリカ人と議会は夢中になり、ぜひ我らがアイゼンハワー大統領が空挺部隊を率いて勝利する場面を見たいと望んだ。そのためドイツ親衛隊が再編成して待ち構えているという情報が握りつぶされ、アイゼンハワーを総司令官として作戦は強行された。
だが、連合軍は予想以上の抵抗にあって川を渡って空挺部隊と合流できず、イギリス軍の空挺部隊が取り残された。このとき、降伏を勧めるドイツ軍に対して英空挺部隊の指揮官が「NUTS!(しなびたxxx野郎め!)」と返答したのは有名なエピソードだ。

歴史は繰り返すとは思わないが、愚行はしばしば繰り返される。自分が心配することじゃないかもしれないが、どこに投入するかちゃんと考えていてほしい。イランはあまり空挺作戦に向いてる地形じゃないような気もするし。始まってしまった戦争はできるだけ被害を少なくして欲しい。負け惜しみで有名になっても意味がないのだから。

広告ブロッカーvs.IT業者、抗争の歴史

「広告ブロッカー」は、ウェブサイト画面や動画から広告だけ表示させなくする、ブラウザ用プラグインだ。ネットに氾濫する広告は、見かけが雑然とするだけでなく表示速度の遅れやユーザーの情報収集、さらには不審なサイトへの誘導など、さまざまな弊害をがある。それに対する自衛ツールとして、利用者が増えてきた。
一方こブロッカーは広告費で成り立っているIT企業やサイト運営者の大敵で、技術的な対抗策を講じたり、広告の役割やサイト運営への理解を訴えるなどして対抗してきた。どちらにも相応の言い分があって結論が出ないまま、今も続いている大きな問題だ。今回は、ブロッカーのユーザーとブラウザなどIT業者との抗争の歴史を、ChatGPTにまとめてもらった。

広告は「スポンサー表示」にすぎず広告ブロッカーも存在しなかった90年代。WEBがビジネスになり、無料コンテンツの登場とPV至上主義に対する視聴者の違和感が生まれる00年代。「快適に読むためのツール」としての広告ブロッカーが誕生してからは、互いを出し抜く技術のいたちごっこが始まる。そしてブラウザそのものの中立性が失われ、ユーザー側に立って広告を見ない自由を提供するものと、ユーザーの閲覧環境改善の名のもとにブロッカーを排除するものとに別れていく。自分がネットに対して薄々感じていた違和感や騒がしさが、極めて熾烈な抗争の一端だったのだと知らされた。

タイトル画像の話 / 今夜

やはりタイトル画像が気に入らないので取り替えることに。背景はAI製。「ウエストサイド・ストーリーに出てくるような、非常階段のある古いレンガ造りのビル」という注文で、なかなかの仕上がりだ。よく見ると1階から非常階段が繋がっているのが不用心だが、雰囲気はよく出ている。
だが、もう少し正面からの画像になるよう注文をしたら、権利関係云々の警告が出て拒否されてしまった。一時期、AI製のディズニーキャラクターなどが問題になったので、修正を重ねて問題のある画像に近づけるような行為は、規制されるのかも知れない。今回は、最初に具体的な映画の題名を出したのが悪かったような気がする。指示してないのに夜の画像になったのも、映画の階段のシーンが夜だったからだろう。ただ、あれは路上ではなかったのだが。

そこで試しに、有名な「今夜」の英語の歌詞を、主人公たちの2カ国語に翻訳するよう注文したが、これはすんなり通った。どのへんが境目なのか、よくわからない。

さて、トニーとマリア、ポーランド語とスペイン語(プエルトリコ)、移民、分断と対立。残念なことに、半世紀以上も前の映画のテーマは、現代にもそのままあてはまってしまう。映画は誰も救われない結末だったが、現実の世界はハッピーエンドになるだろうか?