米が高いなら、カボチャを...

新米が出荷されたが、値段が高い。高級銘柄を食べていた家なら、ちょっとランク下げればいいが、沢山食べる若い層にはなかなかきついようだ。

ところで北海道だからかもしれないが、この時期カボチャが安く出回る。そこで、カボチャを主食にしていた民族や国はなかったのかAIに聞いてみた。すると、あまりなかったらしい。その理由は
・栄養はあるが、カロリーが低くエネルギー密度が低い。
・とれる時期が限られ、保存性が悪い。
・甘みが強くて、調理の多様性に欠ける
など。米、麦類はもちろん、ジャガイモ、サツマイモ、タロイモなどの芋類、トウモロコシ、キャッサバ(タピオカ)、ソバなど、主食の座にあった作物には及ばないようだ。

そういえば我々の親世代には、戦中戦後に米の代わりにカボチャばかり食べていたのが辛かった、大嫌いになった、二度と食べたくない、という人が多かった。カボチャならマシな方ではないかと思って聞いていたが、長く食べ続けると、なにか決定的なものが不足するのかもしれない。

英語で、オレンジ色のほうはパンプキンで、緑色のはスカッシュ。パンプキンは家畜用だとか。

テネシーワルツ / デジタル品質の差

バイオリンを始めた頃、こんなふうに弾ければ上出来と思って、よく見ていた動画がある。いま改めて見ると、なんとも粗い画面だ。



レコードからテープ、CDなど、データはいずれ劣化するものと思う世代だ。なのでYoutubeも劣化したのだろうと考えたが、デジタルデータは劣化せず、回線速度や送受信システムが改良されたせいで、過去のデータが劣化して見えるのだという。当時特にひどい画面で見た覚えはないのだが、技術の進歩は驚くべきものだ。ひとことでデジタルと言っても、これほどの差ができてしまうのだ。最近はデジタル・リマスターという言葉を見るが、環境の変化に負けずに良いものを後世まで残していこうというのは、伝承文学や写経.写本に通じるものを感じる。

ボケボケではあるものの、この演奏自体は気に入っている。まず、ソロであっても簡単なフレーズを弾いてる。続いて多分MIDI機器などでバンジョーによるメロディラインを作り、自分は伴奏を楽しんでいる。これがプロのプレイだと、どうしてもソロ部分で高度なテクニックを取り入れて腕の良いところを聞いてもらおうとする。アマにとってそういう演奏は、鑑賞ならいいが、あまり参考にはならない。

こんなふうに、プロやエキスパートだけでなくいろいろな人が自分にあった音楽の楽しみ方をしていることがわかるのが動画配信の良さだと思う。

タイトル画像の話 / ハロウィン

ハロウィンは自分で参加したことのない行事なので、ちょっと時期があいまいだ。そのせいで予約投稿を間違ってしまった。それはともかく、ハッピーハロウィン!

CGは照明の配置が難しいが、今回は思わぬ光の効果が生まれたので気に入っている。画面が少々傾いているのは、ホラーな感じを出そうとしたからだが、だらしなく見えるかもしれない。最近、一枚の平面の裏表を違う色にする技術を覚えたので、文字に使ってみた。この場合は表面が黒だが内面は赤なので、ところどころ穴を開けてやると中の色が見える。という狙いだったが、内側まで照明が届かず、暗くて何も見えない。そこで文字ごとに内部に光源を入れたら、ご覧のように床面にきれいな反射が出た。こういうところはちゃんと計算で出せなければならないのかもしれないが、作ってる分には成り行きまかせも楽しい。

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