B-BOX:家庭用養蜂装置

ご近所のビルの屋上では、ミツバチの巣箱を置いて、養蜂を行っている。街なかでも公園などに花があるので、けっこう蜜が集まるらしい。地上からは巣箱はわからないし、人が蜂に刺される心配もない。
巣箱を置いてある屋上では注意が必要だが、養蜂技術がなくても家庭でミツバチが飼える家庭用養蜂装置が開発されたらしい。

煙突状の空気取り入れ口があり、弁を開くと巣箱内に空気の流れができる。蜂は絶えず出入りをしているが、出ることはできても入れなくなり、時間をおくとその部分だけ一匹も蜂がいなくなり、安全に取り出せるという仕組みのようだ。養蜂家とプログラマーが組んで開発したものらしい。人間と蜂蜜のつきあいは、聖書などにも記録のあるほど古い。ノウハウは出尽くしているようなものだが、電子技術や新素材を使わず、昔からあるもので全く新しいやり方を考え出したのだから、頭の良い人がいたものだと思う。

童謡白浪五人男

妙なことを思いついた。歌舞伎といえば七五調の台詞回しが特徴的だが、古い童謡も七五調が多い。でこれをミックスしてみた。

問われて名乗るも おこがましいが、
われは海の子 白浪(しらなみ)の
さわぐいそべの 松原に、
煙たなびく とまやこそ
我がなつかしき住家(すみか)なれ

知らざあ言って聞かしやしょう
昔 むかしの浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけねえ 美しさ
乙姫様の御馳走に
鯛やヒラメの舞い踊り
ただ珍しく おもしろく
月日のたつのも 夢のうち

続いて次に控えしは
どんぐりころころ どんぶりこ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
ぼっちゃん一緒に 遊びやしょう

またその次に連なるは、
そらにきらきら おほしさま
みんなスヤスヤ ねむるころ
おもちゃは はこを とびだして
おどるおもちゃの あ、チャッチャッチャ

さてどん尻に控えしは
蛍の光 窓の雪
書(ふみ)よむ月日 重ねつつ
いつしか年も すぎの戸を
明けてぞ 今朝は 別れーゆーくぅ

白波五人男の台詞は正確に覚えていないものの、童謡なら覚えている。そのはずなのに、歌舞伎調で口にすると間違えそうになる。「白浪の」と来ると「沖をこえたる」と言いそうになるし、原曲のメロディにちかづいてしまう。そのへんも面白い。

ついでに宴会芸にならないかと考えた。昔ながらの温泉旅館の大広間で、旅館の浴衣と番傘でステージに上がる。一度見れば要領はわかるので、後は順番に入れ替わり。さらに「成田屋!」とか「日本一!」とか、観客の掛け声が掛かれば、会場一体となって盛り上がるだろう。

李子柒について

人気のVブロガー李子柒の生い立ちや動画について紹介したサイトがあったので、機械翻訳+意訳ではあるが、 掲載したい。

李子柒は、中国四川省綿陽市平武県の山村で生まれました。彼女の両親が離婚し、父親が早く亡くなったために、祖父母と貧しいながら安定した生活を送りました。祖父は料理人で、地域の結婚式や葬儀などの料理を請け負っていました。彼女が動画で紹介している料理は祖父から学び、また竹かごの作り方、釣り、野菜の作り方、大工仕事などもすべて祖父母から学んだものです。
14歳の時、同世代の子供の大部分が中学に通う中、李子柒は中学を中退して自立しなければならなくなりました。彼女は生き延びるために、ウェイトレス、電気技師、漢服の販売員など、ナイトクラブのDJなどの仕事を転々とし、ときには空腹を抱えて橋の下で眠るような苦労も経験しました。そうした生活を7~8年続けて、いざというときに十分な貯金がなければならないことを悟りました。
2012年に祖母が深刻な病気を患ったのを機に、彼女はそれまでの仕事をやめ、故郷に帰って祖母の面倒を見ることにしました。朝早くから夜遅くまで農場で働き、普通の田舎の生活を送りながら、李子柒は中国のオンラインショップ「淘宝網」で商品を販売。2015年からはショートビデオのプラットフォームであるMeipaiに、短い作品をう投稿し、淘宝網の自分のショップへの動員を図りました。
彼女のビデオは当初注目されませんでした。そして、兄がMeipaiで、音楽や歌でファンを獲得していたのを見て、歌も音楽もできない自分に何ができるかを徹底的に考え、そして、人々に調理方法を教えることを考え付きました。裏庭や農地でとれる食材を使い、都市で育った子供たちに、野菜がどこから来て、どのように美味しい伝統的な中華料理になるのかを伝えようと考えました。
2017年、李子柒のショートビデオは、優秀な投稿者を探していた中国最大のSNS、Weibo(微博)のCEOの目に止まったことから、一挙に一気に人気Vブロガーになりました。李子柒はインタビューの中で、「私は将来の私の想像上の人生について撮影しています」と語っています。エレガントで伝統的な漢服を着、昔ながらの風景の中で、自然な食材、伝統的な調理手順を見せることで、彼女はショートビデオの新しい分野を切り開きました。 都会で忙しい毎日を送る人は、李子柒の動画でリラックスし、いつしか心の中にある「桃源郷」へ誘われていきます。

※中国は日本以上の学歴社会だが、一方でエリートならぬ庶民には、さまざまな生き方が残されている。中学中退といえば過酷な人生が待ち受けているように考えてしまうが、中国では就ける職業も多いようだ。実際、工場の職人などには親子代々アルバイターという人もいる。
農村部になるとさらに生きやすいようで、自給自足を基本に暮らし、定期的に立つ市で、路上で余剰物を売る。貧しいながらも、テレビや携帯電話もある。よそ者が素寒貧でやって来たとしても、農村部なら誰かがご飯にさそってくれるので、餓死することだけはないと、現地に長く暮らした人が言っていた。李子柒の動画の背景には、そんな中国人の原点があるのだろう。