着物の着付け、レンタルの「株式会社はれのひ」が、成人の日の当日、計画倒産した。まだ容疑の段階だが、ウェブサイトまでERRORになっているというのは用意周到としか言いようがない。大抵この手のスキャンダルは、ウェブサイトにまで手が回らず、通常の営業案内が表示されたままになるからだ。
まったくとんでもないヤツだが、当然顧客は全員がネット世代だけあって、まずSNSで拡散。すると、着付けの出来る人やレンタルきもの店、美容師などが集まってきて、数百人という被害者を助けたそうだ。悪い意味でも良い意味でも、大人の洗礼を受けた日として、生涯忘れることができない思い出になっただろう。ネット上ではそれだけではなく、経営者の顔写真、住所、興信所のデータらしき会社の情報、役員のFACEBOOK、さらにはバックにいるとされる新興宗教の名前まですべて公開されている。すごい時代になったものだと思う。高飛びしたかもしれないが、むしろ逃げ続けてるほうが、本人が大変なことになるんじゃないだろうか。
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<10日追加>
オークション・サイトのメルカリに大量の晴れ着が出品されたらしい。はれのひで買って、当日着付けするまで預けておいたものを売り払おうというのだから、とことん性根の腐った奴だと思う。購入日に袖を通した時の写真を公開して、「私の晴れ着はこれです。見つけたら教えてください」という人もいる。
それにしてもネットは反応が早い。こんな風に拡散した以上、業者の所在や口座、うまく行けば商品も押さえられるのではないかとも思う。
酷いはなしですね。手の込んだサギですね。晴れ着を預けたり、前金制なのか4~50万円も支払っている人も居るらしいです。晴れ着を預けた人は当然着れないわけで、立腹して式には出ないと言っていました。いいことずくめの近代商法に飛び付きやすいですが、少々高くても、やはり信頼のおける近所の老舗でお願いしたほうがよさそうですね。
経営不振はやむを得なかったにしても、その後の対応に申し訳なさとか誠意とかがまるでありませんね。事務所が空っぽだったようですから、予約のついている着物などもすべて持ち出して処分したんでしょうね。