映画映画を選ぶ時は、映画でしか見られない光景やシーンがあるかどうかで判断している。なのでアクション映画、SF、スペクタクルを見ることが多い。とりわけアクション映画は、結局のところ主人公が悪役をぶっ飛ばすカタルシスが売りなので、二番煎じは通用しない。主人公が絶体絶命のシチュエーションから思いもよらない手で反撃して勝たなければならない。
制作に携わるのはプロ中のプロだ。格闘技はもちろん、車の運転、火や爆発物、水中やスカイダイビングなどそれぞれの専門家がいて、法律や表現上の規制、撮影方法まで含めて常に新しいシーンを考え続けている。さしずめスマホやドローンなど、新しい技術が登場するごとに、それを使ってどう悪役をぶっとばすかアイデアを凝らしているのだろう。年寄りがちゃぶ台でもそもそしゃべるだけというのとはわけが違う。
観客もまたそこを読み取って評価する「通」ぞろいだ。現実とフィクションを区別できることはもちろんだが、作品の背景にある政治、経済、社会の変化に対する制作者のメッセージやジョークまでをも味わい尽くす。アクション映画の鑑賞は、まさに制作者と観客による高度な知のバトルなのだ。

今朝のTVでトム・クルーズが出ていましたが、トップ・ガンの若々しい彼とのギャップを感じました。しかし、彼はスタントマンを使わずドバイの超高層ビルからロープで宙づりまで演じる俳優ですから、未だ何かを企んでいるのかも知れません。それとも監督業に転身するのか?ブルース・リーも凄かったですが、私が好きな俳優は+クリント・イーストウッドですね。監督・主演を演じたThe Mule(運び屋)日本題(90歳の運び屋)は87歳で逮捕された退役軍人レオ・シャープの実話に基づいたストーリーでした。彼の若い時のカウボーイや刑事などのような格闘シーンは有りませんが、深い皴もそのままで実に味のある演技が魅力ですね。新しいSF物の映画も多いですが余り観ていないのでよくわかりませんね。
アクション映画は金と手間をかけたものが多いので、迷った時に無難な選択です。初めての街での昼食に、町中華を選ぶのと似てます。
ちょっと冒険をという時は、最近はアニメもなかなかいいです。先日同世代の友人と新しいジャズ喫茶のチェックに行きしたが、アニメ「ブルー・ジャイアント」のLPがあるのを知りました。数年前のジャズがテーマの作品ですが、世界観に合わせたLP化でしょう。田舎から出てきてひたむきにジャズメンを目指す少年たちの姿に、涙が出てくると話し合いました。