スケールをやろう

scaleビオラを手に入れたのを機会に,あらためてスケールの練習をすることにした.スケールというのは,「ドレミファソラシド」のこと.からだけでなく,から始めて同じく「ドレミファソラシド」に聞こえるように音を出せば,それはのスケールだ.Dなのに「ド」はおかしいので,「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ」で表す.

さて、左の図で白いダイヤがバイオリンの調律、黄色いダイヤがビオラの調律で,右側が高音,左側が低音になっている.第3弦(赤)の開放から順にスケールを押さえていくと,指で抑えるのは6箇所で、しかも「Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」と「Ⅵ、Ⅶ、Ⅰ」は,お隣どうしの同じ場所.Dのスケールを1オクターブ分弾くのに,3箇所覚えるだけで良いのである.ここからいくつかを半音ずらせばマイナースケールに,さらにブルーススケールになる.

さらにジャズやポピュラー音楽でお馴染みのモードを知りたければ、Google Chromeの拡張機能に「SCALES and MODES QUICK REFERENCE」という大変に面白いツールがある.本当に良い時代になったものである.

 

scaleandmode
SCALES and MODES QUICK REFERENCE

スケールはアドリブの母だ.スケールを指で覚えてしまうと,まぐれでも、ときどきそれらしいフレーズが出てくる.言うなればでたらめだが、それらしい雰囲気のでたらめは、下手に楽譜通りに弾くよりずっと音楽らしい.

次回「やらかしてしまった」(9/24公開予定)
乞うご期待!

カテゴリー「Bluesへの道」

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