何の気なしに作った赤いコーヒーポットが、いかにもホーローらしくできたので背景をつけて仕上げてみた。いつか別のホーロー製品を描くときには、このコーヒーポット表面の光沢や目の粗さなどのパラメーターを持ってくる。こうやってガラスや鉄板、タイルなど、うまくできた素材表面のパラメーターをストックしていくのがCGのノウハウである。

ただし、試しに文字などの画像を貼リ付けたら、同じパラメーターなのにあまりホーローらしくない。赤はよくあるので積極的にホーローだと認識されるが、文字は実在しないので冷めた目で見る。そんな目の錯覚や脳の先入観も、ものの見え方に影響するのだろう。
ちなみに壁のポスターは、新しい生成AIのFLUX playgroundで描いたもの。こういうちょっとした素材が、権利関係を気にせずに使えるのはやはり良いことだと思う。
相変わらず研究熱心で感心します。静物も素晴らしいのですが宇宙的なテーマも素晴らしいのでは?と言うのも最近世界各国でオーロラが観測されているのですが、我が北海道の風景にオーロラとか大都会にオーロラなんで有り得ないだけに神秘的になりそうですね。
宇宙テーマは大好きですね。CG作る人ならみんなそうじゃないでしょうか。背景が暗いと物体とのめりはりがつきやすく、上手く見えるので。そのせいか昔の建築パースや車のCGなどは、暗い背景ばかりでした。今のAI生成画像は背景をぼかしたものが多いです。背景の細部まで破綻のないものを書かせるのが難しいのだと思います。