子供の頃、インド人と言えばカレーと蛇使いとターバンだった。最近は本格印度料理の店もあちこちにでき、またIT大国として躍進中で、蛇使いのイメージはなくなった。
しかし今でもビジネスマンや政治家など、ターバンを巻いている人物を見かける。あれはどうやって巻いているのか。動画があったので紹介するが、かなり面倒である。和服の着付けも大変だが、ターバンもなかなか難しそうだ。知ってどうなるという知識ではないが、インドが少し短になったような気がする。
ちなみに絵に描いたようなインドのターバンをしているのは現地でも少数派で、人口の1.9%程度しかいないシク教徒だという。シク教徒は、しきたりや慣習にとらわれずどんどん世界に出る人たちで、世界中で活躍してきたたため、インド人の象徴のようになってしまったらしい。インドの多数派であるヒンズー教徒やジャイナ教徒は、ターバンをしない(しなくてもいい?)。またシク教徒はカースト制を全否定していて、牛肉も食べる。偶像崇拝も禁じているので、象の神様を拝まないようだ。
ターバンもサリーも、長い布をぐるぐる巻きつけるところは同じですね。
海外向けのリゾート・ウエアなどのテキスタイル・デザインをしていた頃、インド向けにはサリーの柄のデザインは手がけましたが、ターバンは無かったですね。きっと無地と決まっているのでしょうね。男性しかしないのでしょうか。
インドの女性は、観音菩薩みたいなスカーフを被るんじゃないでしょうか。柄物ではなさそうですね。アフリカのヘッドドレスは女性用で、しかも派手な柄物です。
https://www.google.com/search?q=head+dress+ghana&num=40&client=firefox-b&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj-26Hc4dDeAhVyKH0KHdEEDHYQ_AUIDigB&biw=1403&bih=932
熱射よけのような、インドのターバンと同じ役目かもしれません。ちょっと古い映画では、西欧人の女性も頭を巻いてることがありますね。オードリー・ヘプバーンとか。ああいうのも、ターバンと呼んでるようですね。