9月18日、モスクワ郊外のチカロフスキー空軍基地がウクライナ軍の攻撃を受け、軍用機3機が損傷した。最近はモスクワへの攻撃は珍しくはないが、この基地は、核戦争勃発の際に大統領や軍関係者が搭乗し、空挺司令部として機能させる専用機「空飛ぶクレムリン(終末飛行機)」を運用する基地である。
ロシアの終末飛行機はイリューシン80で、全長59メートル。ボーイング777よりやや小さい。2020年のロシアの戦勝記念日のパレードには、10年ぶりにこの機を飛ばすというアナウンスがあり、西側諸国に対する核戦争の恫喝ではないかと言われたが、当日は好天だったが悪天候を理由に飛行中止になっている。核戦争のシンボルを運用する飛行場だけに、そこへの攻撃にはは象徴的な意味があるかもしれない。
ちなみに米軍の終末飛行機であるボーイング E-4B ナイトウォッチは、ネブラスカ州オファット空軍基地で運用されている。アメリカの地図のほぼど真ん中の場所。モスクワ近郊のチカロフスキー空軍基地とは、運用思想が違うようだ。また、オファット空軍基地の施設は、ドローンの攻撃など寄せ付けないような気がする。
では、我が国ニッポンの『終末飛行機は新千歳空港にある2機』でしょうか?。今や半導体ブームに湧く千歳は目立ちすぎますね。ですから大日本帝国海軍が意外な北海道も最北端に集結したように、北海道の中士別空港辺りになるのでしょうか。ウクライナの国連での演説も西側の団結も何処まで本当なのか?北とロシアが接近したとみるや中国とロシアが接近。何処まで本気なのかは分かりませんが、キナ臭いですね。ロシアにも中国にも北にも近い我が国を守る手立ては、やっぱりアメリカ頼りですね。果たしてアメリカが本気かどうかは疑問も残りますが。
千歳のはただの政府専用機だと思います。終末飛行機は、核戦争の司令部にするためさまざまな電子機器が詰め込まれて、ペンタゴンを圧縮したようなものでしょう。最も高価な飛行機と呼ばれているそうです。中国の狙いは終戦時に両国の調停に立ち、第二次大戦後のアメリカのように国際的なリーダーシップを手に入れたいというところで、本気で片方に肩入れしようとは思ってないでしょう。ロシアが核を口にすればするほど、私は他の兵器と同じように、老朽化してたりメンテされてなかったり、要員が不足していたりで、実質発射できないのではないかと思っています。終末飛行機を攻撃するということは、核戦争を挑発するようなものですから、軽々しくやれないはずなので、もはや核を怖がってない感じがします。