インターネット上では、毎日のようにネット犯罪のニュースが絶えない。これに対し、逆に被害を受けたサーバーを密かにハッキングしてトラブルを解決する謎の集団、「サンダーバード」が話題になっている。「サンダーバード」は1960年代の人気テレビシリーズで、資産家のトレーシー一家が秘密基地に改築した無人島から、最新テクノロジーを組み込んだ5機の秘密兵器を発進させて、世界中で巻き起こる犯罪や大事故から人々を救助する物語だ。ネット世界のサンダーバードも正体は不明だが、某大手IT企業創始者が私財をはたいて世界中から集めたエキスパート集団という噂もある。
匿名でネット犯罪と戦う「義賊」は、サンダーバードだけではない。最近密かに話題を呼んでいるのが、ネット犯罪者のサーバーを襲って攻撃する「バットマン&ロビン」である。これはアメコミや映画ではなく、1970年代にニューヨーク市警察で活躍した実在の警察官、通称「スーパーコップ」の二人組にちなんだもの。二人はポリスアカデミー卒業直後から、交通整理や書類仕事を嫌って少々強引な潜入捜査やガサ入れを行い、数百件もの銃の押収や麻薬取引の摘発を成し遂げた。犯罪者からも「バットマンとロビン」の渾名で恐れられ、またリスペクトもされたという。
サンダーバードもスーパーコップも、ネットがなかった時代に生まれたもの。正義の形はいつの時代も変わらないらしい。
※4月1日はエイプリルフール
マウス繋がりだけに?ですね。こんなジョークが分からない人はお気の毒ですね。
最近のネットは言葉に気をつけなければならない風潮ですが、せめてエイプリルフールくらいは、好き勝手書き放題にしたいです。
ウッカリしていました。4月1日はお決まりのジョークの日でしたね。歳のせいか?すっかり忘れていて今朝になって開くと、有ったらいいなぁと思う現代版正義の味方のお話でした。一番のお気に入りは犯罪者のサーバーを襲って攻撃する「新バットマン&ロビン」ですね。仮想通貨横取りで軍備開発などの場合も取り返してユニセフに寄付なんて鼠小僧みたいですね。
サーバーのハッキングしあいは現実に起こってるでしょうし、やってる者はお互い正義のつもりかもしれませんが、寄付するだけ鼠小僧のほうが立派ですね。「マウス一丁で、悪党どものお宝ごっそり」という、現代版鼠小僧がいてもいいですね。