コール・ポーター(1891-1964)の名曲を、我がネット上の師Christian Howes氏と、ジャズギターのレス・ポールで。タイトルの「begin the beguin」は昔から知ってはいたものの、意味がわからなかったので自動翻訳にかけると「乞食をはじめよう」となってしまった。
この優雅なメロディが、そんな意識の低いタイトルのわけがないとよく調べると、beguinはカリビアンミュージックのリズム名だった。そういえばそんなのがあったような気がする。社交ダンスなどではポピュラーだったはずだ。ひと安心。
演奏はビギンのリズムで始まり、サビの部分でフォー・ビートに変わる。これがビギンだよと教えてくれてるような、ためになる動画だ。
さて、パブリックドメインの名曲を順番に取り上げて、ブログのカテゴリーとして立ててきたが、ここに来て有名なものや好きな曲が出尽くしてきた。もともとは有名で気に入ってる曲なら、最初から頭に入っているのでバイオリンの練習にも好都合だろうと思って集めたものだ。同じ曲でも、バイオリンの模範演奏になるものや、面白いプレイヤーによる演奏、変わった演出のもの、しかもできるだけ違う作曲家や違うプレイヤーの動画を選んできたが、それも限度がある。作曲者で言えば今回のコール・ポーターは三度目の登場だ。
古い曲というだけなら民謡や賛美歌など、まだまだいくらでもあるが、自分が知らない、思い入れのない曲を紹介しても仕方がない。これからは同じ作曲家の作品も増えてくるかもしれないなあと思っている。
楽しそうに演奏していますね。音楽は、音を楽しむと書くので、そうならなければいけませんね。未熟な私は反省!。ところで我が家の小学6年生の双子の女子に今朝「中学に行ったらバドミントンするの?」って聞いたら意外や意外?「吹奏楽」とかえって来ました。トランペット?トロンボーン?クラリネット?と尋ねると「サックス!」と。サックスは私にはムリ。指の数が足りないですから。それにマウスピースのリードの扱いが難しそうですからね。今、彼女は合唱部で他の児童より1時間早く登校して毎朝練習していますから音感は着いたのかなと思います。でもサックスはハードルが高いですね。でも、こんなコトワザもありますけど「ハードルは高いほどくぐりやすい」お後がよろしいようで。
サックスは音がでやすくて、案外ハードルの下をくぐりやすかったですよ。意外だったのはクラリネットで、あんななめらかな音なのに、息づかいがきつくて頭の血管が切れそうでした。子供の頃から音楽はいいですね。自分で進んで練習してるところが特にいいです。あるお母さんがピアニストの中村紘子さんに「子供が練習をイヤがるんですが、どうやってやらせたらいいんでしょう?」と聞いたら、「どうして、イヤがってることをさせるんですか?」と答えたそうです。