さて平昌オリンピックを北の人質にとられて”人道的支援”を決めた韓国。そんな大会に出られるかと、さっさと不参加を宣言したフランス。ある意味注目が集まる今だからこそ、韓国は面白い手が打てると思う。それは、全世界レベルでの、分散開催だ。北のミサイルを理由に、世界中のできるだけ多くの国に、既存施設を利用し会場を分散させるよう提案するのだ。
その際、ミサイルの届く中国、日本、ロシアは除外する。これで話はずっと簡単になる。おそらく各国会場では、平昌大会旗と韓国国旗が掲げられるだろう。大国も小国も、それぞれの力に応じた参加の仕方をする。準備は慌ただしくなるが、もし間に合わないようなら、1年やそこら開催日を伸ばしてもいいのだ。それはそれで大会の偉大さを示すエピソードになるし、その間ますます世界の関心が高まるだろう。
そうして平昌大会は、人類が暴力に屈せず、同時にそれまでの大会の弊害を克服した記念すべき大会として、オリンピック史に残るだろうし、韓国大統領は世界史級の人物になれるかもしれない。世界を敵に回せば、北の脅威など卑小なものである。国際会議を開くまでもなく、世界中で草の根レベルの制裁が行われ、野望は潰えさるだろう。
もちろん日本にだって出番はある。東京大会でお披露目予定の、バーチャル会場システムを一足お先にデビューさせ、世界中に分散された会場をネットでつなぐのだ。華やかな表舞台より、そんな裏方的な貢献は日本人に合ってるし。
でもまあ、ムリだろうね。それが言えるくらいなら、”人道支援”なんて言わないだろうね。
”人道的支援”と並んで、韓国がこの期に及んでも北の選手団派遣に熱心なのが不思議だったが、これは「人質」ということで納得した。期間中ミサイルが飛んでこない証として人質を出してくれ、お金出すからということだが、そこまでしなければ危ないのかということで、まずフランス、そしてドイツ、オーストリアが不参加を表明することになった。話はわかりやすくなった。この3国が不参加では、少なくとも滑降などのスキー競技は格好がつかない。(滑降だけに…)いっそやめてしまうか、会場移転と分散開催を提案すればいいのにと思う。いずれにせよ、北のミサイル関係は、少なくとも韓国にとっては、オリンピックと関わる問題だということがわかった。それどころの話じゃないような気もするが…。
既存の施設利用の分散型五輪は賛成ですね。雪のある国ではウインタースポーツを,湖のある国ではカヌーやレガッタを。山岳地帯ではトライアスロンを。そして世界一治安の安定している国を選んで開会式などを。新しい施設は建てずにできる範囲の競技種目を考えて当てはめる事で利害が絡んだ組織の汚職も裏金も動かなくなるのでは。五輪にちなんで五各国で分散するのはどうですか?。
欧米人は白か黒かハッキリしていますね。我が国のようにグレーゾーンなどありませんね。身近に聞く話ですが,外資系の企業では,翌朝オフイスの自分のデスクに段ボール箱に私物が入れられ,即刻退職宣告されたとか,日本法人の社長が空港へ呼び出した現地責任者に直にクビを宣告したなど,我が国の慣例や常識からも本人にしてみれば根耳に水ですね。とにかく思い切った決断をするものですね。ドイツなどのアンケート調査では5段階調査にしても4は1に等しく,評価基準は1か5しかないようですね。今回の平昌オリンピックも出場選手は命がけですね。開催までに韓国が焦土化して無くならないように祈るばかりです。いや韓国を心配する前に我が国の問題でもありますね。国連でしゃべり過ぎたツケが心配ですね。
当初の軍事的緊張の高まりが、徐々に政治的なアナウンス合戦になって、いわば殴り合い直前だったのが口喧嘩でおさまりそうな気配を感じます。ちょっとだけですが。北も打つ手はだんだん無くなるでしょうから、オリンピックにミサイルショーをさせないのは重要だと思います。
弾道ミサイルを海上で撃ち落とせれば、またとない訓練になるうえ米艦隊の存在感を高め、北の思惑を潰す一石二鳥になります。最近米艦隊の動きの話がないのは、北の動きを読んで、先回りする隠密行動中のような気もしてきました。北はそれを避けなければならないですから、打つ目標探しに苦労するとしてると思います。だから「太平洋上で水爆」というのはできの悪い牽制で、絶対にそこだけはないんだろうなと思っています。