最近トイレの表示マークの男女を色分けしていない施設が出てきた。入りかけてから、一度出て見直したことも何回かある。場所が場所だけに、不審者である。内装の統一感のためなのか、それともジェンダーがどうしたこうしたのせいなのか、小さな事かもしれないが、超えてはいけないデザイン上の常識を超えてしまったと思う。
今更だが、トイレ表示のようなデザインをピクトグラムという。日本では前回の東京オリンピックの頃から、様々な場所で使われるようになった。ポイントは、文字が無くてもひと目で場所や機能をわかりやすく表示することである。制作時点で工夫が凝らされているだけでなく、長年同じ形のままで使い続けられているため、広く社会から認知されていることに意味がある。信号や非常口サインの色を気分で変えてはいけないのと同じだ。
トイレマークの色には、赤が女で青が男というよりももっと大事な、遠くから見ても赤と青が並んでるだけでトイレとわかる、という役割がある。長年我々はそういう風にトイレを探してきた。なので、場所を探すのに手間取り、さらに入り口で戸惑うようになったら、悲惨なことが起こることだってありうるのだ。差別主義者もジェンダーフリー派も、性差以前の人としての尊厳にかかわる事態に陥るのである。
だから、これからビルや施設を開発するオーナーやプロジェクト責任者は、おかしな風潮に惑わされること無く、女性用は赤、男性用は青のトイレ表示をつけてほしい。
ATMで自分の口座から引き出すのに手数料は?おかしいですよね。手数を煩わしているのはこちらの訳ですから、機械の使用料は多少あっても手数が掛かっているのは銀行ではありませんよね。随分前でしたが、JRからりそな銀行の社長になった方はJRに自動改札機を導入した人でしたから、銀行のおかしな点の改善に取り組みました。銀行自身の都合で一日の精算作業のために午後3時に窓口閉店を午後5時までとか、お客を待たせた挙句行員は椅子に座って客をカウンターに呼びつけて立たせている不自然さとか、あらゆる不思議の改善に乗り出したそうです。入り口付近に機械を置いて補佐役説明女子行員を一人付けて稼働し窓口業務を減らす事で入出金や記帳も機械は正確ですから、午後3時からの計算など不要になったそうです。
本来ATMは、銀行が競争力を高めるために便利なサービスを提供するということなので、海外では無料です。また、以前は送金手数料には郵送と電信がありましたが、日本では人の手を介さない電信のほうが高額でした。そして銀行窓口では、郵送の用紙をしまい込んで電信用だけ設置していました。銀行は、システムにからんだことについては、なにか勘違いし続けていると思います。だから某銀行のように、4千年に1度しか起きないはずのシステム障害が、8回も連続して起きたりするのだと思います。
そのうち、ポストも無くすなんて事になるかも知れませんね。銀行も外部のCDコーナーでは記帳すら出来なくなりました。記帳には本店や〇〇支店まで行かなければダメになってしまいました。合理化で通帳も無くす傾向にありますからね。そう言えば最近はスーパーなどでも現金で払わず携帯で支払っている人が増えましたね。私は未だやりませんが。何故ならスマホの置き忘れが多いからです。
先進国はキャッシュレスというのは、カード会社のキャンペーンだと思いますね。ドイツは日本以上の現金主義ですし。キャッシュレスは増えてるでしょうけど、ニセ札の多い国で歓迎されている部分もあると思います。銀行もサービスを減らすなら、営業時間をのばして、ATMの手数料なし時間帯を伸ばさないといけませんね。それこそ諸外国なみに。
ピクトグラムは国際共通言語のようなものですね。シンプルで遠目からも認識できてその目的の場所を瞬時に教えてくれます。従って混雑する空港やターミナルなどでは大活躍ですね。ですから言葉が話せなくても、多少の視力さえあれば認識できる事が大切ですね。ご指摘の色ですが、シンプルな図形と明確な色との組み合わせは大切ですね。つまり色から連想できる施設の表示には大いにそのような色彩を活用すべきでしょうね。
ピクトグラムにはならないかも知れませんが、〒マークが近々変わるそうです。何でも〒は旧逓信局のTから生まれたシンボルマークらしくて、今後は使用せずに外国並みに✉マークになるとの事です。〒のシンボルマークは遠目からも認識しやすく分かりやすいのですが?。
今のマーク以上に目立ちやすくするのは、なかなか難しそうですね。そのうちポストも街の景観に合わせた、めだたない塗装になるかもしれませんよ。