李子柒 / 栗

今回の李子柒は栗。 タイトルの板栗とは、中国北部で取れる品質の良い栗の品種。昔から天津の港に集められて日本に出荷されてきた。いわゆる天津甘栗である。日本人にも馴染みの深い栗なのだが、栗ご飯ではなく、見たことのないようなメニューに仕上げてゆく。

栗を拾う時はイガごと踏んで、中身だけ持っていくのかと思ったら違った。また、ドングリも拾って、粉にして「ういろう」のようなものを作った。もしかしたらドングリではないのかと思って 「橡子 」を検索すると、やはりドングリ。ただし中国語のwikiでは、そのままではタンニンが強くて苦いが、砕いて水に晒すと大変に美味しいとあった。まさに今回のメニューである。日本では食べないような気がするが、地域によって違うのだろうか?栗よりたくさんとれそうなので、飢饉の時などには助けになったと思うのだが。
それにしてもいつもながら山の幸と新鮮な野菜の、健康的な食卓だ。動物蛋白に、烏骨鶏の丸煮込みまである。贅沢だなあ。長生きするんだろうね、あのお婆さん。

6 thoughts on “李子柒 / 栗

  • 10月 16, 2019 at 11:20
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    銃刀と言えば、危険な子供でした。水中鉄砲も弓もヤスも引っかけ針もパチンコも皆手作りでしたから。太い番線を、まるで刀鍛冶よろしく叩いてヤスリで削り、焼きを入れて作りましたね。弓は孟宗竹を割って細い針金を張って、古い番傘の骨を使っていました。従弟の頬っぺたに刺さってぶら下がった時には焦りました。杉鉄砲の威力はさほどでもなかったのですが、竜の髭と言う植物の青い実を詰める鉄砲も作りました。これはチャンバラにも使いましたが、近所の子供の耳に弾の実が入ってしまいました。本人が暴れて取れなくなり泣いて帰ったので仕方なく家で布団をかぶっていましたが、父にたたき起こされ大目玉のゲンコを食らいました。おばあちゃんが医者に連れて行って取ったらしいです。戦争ですから、石合戦もしょっちゅうでした。額に食らって血を流して帰るとおふくろが相手の母親に怒鳴り込んでいきました。子供の喧嘩に親が出るのには、男として、子供ながらもカッコ悪かったです。

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    • 10月 16, 2019 at 12:09
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      危ない遊びは楽しかったですね。私の場合は竹が自生してないので、古い竹刀を弓にしていました。その代わりに工場があったので、木工端材や金属部品が悪さをする材料でした。親が出るのは気まずいですね。どちらかというと、親が謝りに行くケースのほうが多かったような。都合の悪いことはすぐ忘れたおかげで明るく元気に育ちましたが、それなりに反省もして、次からはバレないようにやろうと心に誓いましたね。

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  • 10月 15, 2019 at 09:33
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    杉林が多かったのでスギタケが自生していたのでしょう。杉の実を細い竹で作った筒に詰めて、それを竹の穴の直系よりやや細い針金に端に竹の持ち手を差し込んだもので杉の実を押し込んで、また杉の実を詰めて、針金で押し出すと「ピョン!」と音がして杉の実が飛び出します。杉鉄砲は子供たちの手作りです。この実が花粉症の現況のようですが、田舎の子供たちは平気でしたね。花粉症なんて?人が都会に住むようになってからの現象ですね。スギタケもきっと花粉症やアレルギーの人が多くなったから食用禁止?になったのでしょうね。スギタケの味噌汁はキノコの出汁で美味しかったですね。

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    • 10月 15, 2019 at 15:04
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      花粉でさえ問題になってますから、杉鉄砲など将来は銃刀法違反ではないでしょうか。

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  • 10月 15, 2019 at 06:18
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    アケビも山栗も懐かしいです。父は田舎で生まれたので、疎開先の故郷の山には詳しく、夏から秋に掛けて、いつも木の実や松茸やスギタケやシメジなどのキノコや二カゴや山芋を持ち帰ってきました。アケビはオヤツでしたし、山栗は栗ご飯にしたりしました。里の栗は大粒で、未だ明けきらない早朝に子供たちが競って栗拾いをします。風が吹く度に大きなイガが降ってきますからそれを拾ってその場で踏んづけ、持参した真竹の尖がった先で剥きます。栗はいつも学生服のポケットに数個入っていました。学校で遊び時間には剥いて渋を親指の爪でこすって削り生で食べていました。美味しかったですが食べ過ぎると顔にオデキが出来たものです。ドングリは食べた事は有りませんが、ドングリに似た椎の実は食べました。そのほか栃の実は栃餅にしました。中国の料理は数も多く、手が混んでいますね。

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    • 10月 15, 2019 at 07:43
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      スギタケがよくわからなかったのでネットで調べたら、最近毒が見つかって食用不可になったとか。人によるようですが。キノコ自体は何も変わってないのに、社会の変化ですね。今となっては、もう誰も食べられない幻のキノコですから、美味しかったなら、食べた者勝ちですね。

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