スティービー・ワンダーやレイ・チャールズなど、ピアノやキーボードには、優れた盲目のアーティストが存在する。バイオリンはどうかわからないが、試してみることにした。音程もめちゃくちゃで、隣の弦を弾いてしまって雑音だらけになるだろうと予測していたら、思ったよりも上手くできた。チューナーが見られないので正確なところはわからないものの、音程もそれほど狂ってないような気がする。隣の弦との角度も案外身についていたようで、引っ掛けることも少ない。これなら、絶えずチューナーや弓の角度をキョロキョロ見ながらより、ずっと集中できて良い。
と悦に入っていたら、キーキーというイヤな音に変わってきた。目を開けると、弓の角度が曲がって、ブリッジに近い部分で弾いていた。要は右手の弓の持ち方がきちんとできていないため、ずれていったらしい。やはり目を瞑ってもできる、という具合にはいかなかったが、きちんとできてない部分がわかっただけ試した価値はあったと思う。
目をつぶったら、余計なものも見えず集中できるのでしょうね。その点、3本のバルブしか無いトランペットなら楽勝ですね。ただし暗譜が先ですが。今日も30分ばかり豊平川下流の河畔で練習しました。そろそろ楽曲をと思い始めたのですがすぐに唇が疲れて良い音が続きません。ブルース・ハープに切り替えてCでクリスマス・ソングやら、ポップスやらを、Amで歌謡曲など吹きましたが、これは目をつぶっても、曲さえ知って居れば楽譜が無くても大丈夫です。明日あたり夜景が観れれば藻岩ロープ・ウエイで山頂に登ってクリスマス・ソングでも吹いて来ようかと考えています。もちろん観光客の前で堂々と。来年のクリスマスには山頂でトランペットを吹ければと考えています。寒くなってバルブも冷えると動きが悪くホッカイロを貼ったりしています。困った事に、お気に入りの練習場が除雪の堆積場になって、ダンプなどが来て危険ですので、冬場だけ別の練習場を探さなければいけなくなりました。