ebayでいつも見に行っていたページがある.
http://stores.ebay.com/dushiviolin
中国のメーカーらしいが,写真で見る限り製品はけっこう立派だ.価格はピンきりだが,オークション品を追跡して見ていると,大体同じような値段で落札されていく.私の激安バイオリンよりはやや高い,数万円クラスが多い.以前なら鼻も引っ掛けられなかったような価格帯だが,最近はこのクラスの中国製をバイオリン教室の先生が生徒用に揃えることもあるという.このメーカーがその価値が有るかどうかは別だが.
また,驚くような安値で落札されることがあり,そういう時は自分も入札していればよかったと思わないでもない.ただしこれらはすべて新品なので,調整が必要だったり,ちゃんとした音が出るまでに時間がかかることもあるだろう.
バイオリンは古いもののほうが良いらしいので,オークションには入札者が殺到し,相当な高額になるものもある.が、見るからに怪しい出品もある.例えば,明らかに以前別な人が出品した際の写真を使ってるとか,写真の枚数が少ないものなどは危険な感じがする.中古品の場合,隅から隅まで写真に収め,特に傷などはアップで見せてくれるのが通例だが,2,3枚の写真しか載せてないようなのは,見えない側に大きな傷があると考えざるを得ない.
出品者がベテランだと,落札者の評価も概ね高い.対象品だけでなく同じ業者が出してる別の出品を見るのも参考になる.バイオリンに特化してたり,楽器専門だったりすると安心だが,自宅の物置から無差別に不要品を出品したような業者もいる.
入札スタート価格はかなり安いのが普通で,入札が少なくてどんなに安くても落札価格で売らなければならない.そこを見越してか,送料が妙に高いものもある.気持ちはわかるが、こういうのもちょっと不信感をもってしまう.eBAYの商品は,到着してからでも返品が可能.ただし返送の費用は落札者持ちだ.
eBAYの悪質な出品者は,どちらかと言えば手口が見え見えで,わかりやすいと思う.以前,外人は悪党は悪党面をしているので分かりやすいという話を聞いたことがあるが,出品者も同じような傾向を感じる.事細かに工夫を凝らしてまで人をだまそうという出品は少ないようだ.その点,日本のヤフオクのほうが,怪しい出品者を判別しにくい.海外だから胡散臭いということはないが,日本人の場合は,むしろ落札者が商品に完璧を求め過ぎることのほうが問題になるだろうと思う.
次回「失敗と見込み違い」(3/24 AM0:01
乞うご期待!
そうですね。ネットの方がガラス張りでしたね。初めから、確定申告したほうが無難ですか。以前、知り合いの介護施設のキャラクターとポスターを頼まれて10万円のバイト代に税金掛けられました。源泉徴収で税金引いて貰えば良かったんですが、相手の経理が普通の処理をしたため市の税務課に行って、掛かった原価など聞かれましたが、外注なしの制作原価は数時間の光熱費と車での往復くらいしかありません。最近はPCで紙も絵具も使いませんから、せいぜい1~2万円くらいで、頭脳労働の原価計算はできないと言うことでした。9千円ばかり納税してきました。「税金もネットだけに、引っかかる」と言う事ですか?
ネット取引は,なんとなくアンダーグラウンドでやってるように思ってしまいますが,実際は店頭の販売よりずっとあけっぴろげなので,個人が中古品を処分するような場合を除いて,売上を申告しなければまずバレてしまいます.脱税は,売れたものを売ってないことにするのが常套手段ですが,ネットではそれができません.大量に販売する場合は,仕入れから足がつくので,ネットかどうか以前の問題になります.
ネット・オークションの出品者はビジネスになった場合、税金はどうなっているんでしょうか。税務署の査察は入るんでしょうか?商品を大量に裁く場合のみ課税されるのでしょうか?また消費税を付けて販売している場合消費税を徴収されるのでしょうか?疑問だらけです。ネット・ショッピングでお酒やタイヤや自転車などを購入したことはありますが、この場合はある程度の企業らしきところからの購入です。オークションの場合でも、同じ商品を大量に販売することもあるのでしょうね。自己申告しないかぎりスルーですか。