タイトル画像の話 / 昔のジャズクラブ

昔、海外の広告などには、よくこんな風な簡略化されたキャラクターが描かれていた。今でいえば「いらすとや」の作品をどこでも見かけるようなものだが、同じ作家ではなくその時代の流行りだったように思う。日本でも柳原良平氏の作品などは、その流れだろう。当時のように筆やペンで書くとなるとそれなりに難しいが、お絵かきソフトだと簡単に描けてしまう。
今回はキャラクターを切り抜いた板を床に立て、スポットライトを当てて影を落としてみた。平面と3Dの合体である。ライトを赤くしてみたり、以前作ったネオンサインを持ち込んでみたり、試行錯誤しながら楽しく作れた。ただ、楽器はなまじ触ったことがあると大胆なデフォルメや省略ができない。無くても誰も気にしないのにマウスピースをちゃんとつけたり、ストラップはどうしようとか、どうでもいいような箇所で悩んだ。

2 thoughts on “タイトル画像の話 / 昔のジャズクラブ

  • 6月 29, 2024 at 08:30
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    サントリーの広告で思い出しました。平面的でシンプルな人物キャラクターでしたね。3Dでは光や影を自在に加工できるんですね。楽器はさすがに難しいでしょうね。本物を知って居れば、いるほど尚更、いい加減にごまかせないですね。

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    • 6月 29, 2024 at 09:15
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      さわったことがない人のほうが、味わいのあるデフォルメができるかもしれませんね。3Dは対象物の他にカメラと照明を配置して、影の落ち具合などはおまかせで計算させます。コマーシャルフォトの商品撮影と同じですが、磨き上げた表面にカメラマンの顔が映り込んでしまう、というようなことがない分気楽です。

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