フィドルとどく

fiddleバイオリン、いやフィドルを買ってしまった.フィドル本体,弓,チューニングの笛,松脂,スペアの弦5本セット,それらを収納するケース.これらがすべてついて,お値段7千800円.以前から目をつけていた,アマゾンの激安セットである.メーカーはHallstatt(ハルシュタット)といい,名前はドイツっぽいが中国製だ.ドイツのメーカーが中国で作らせているのかもしれないが,他社の激安バイオリンセットより,いくらか星の数が多いのが決め手だ.
期待と不安と疑心暗鬼で待つこと約1週間.その間も,未練たらしく何度もレビューを読んだ.好評価は大抵「初心者だが」と断り書きのついたもの.ぜんぜん具体的な評価ではないものの,手にした嬉しさが伝わってくるものが多かった.
そしてついに手にしたバイオリンの感想は,「軽い」ということ.梱包のままでも,ケースごと持ってもとにかく軽く,一瞬入ってないのではと思うほど.肝心の本体はというと.おお、バイオリンに見えるぞ.

胴体の張り合わせに隙間があったり,接着剤がはみ出ていたり,本来木製の部品がプラスチックだったりしてもしかたない.届くまでは最悪そこまで覚悟していたが,目の前のバイオリンはそのへんは軽くクリアしていた.
しいていえばニスに透明感がなく,一般的なバイオリンの画像に比べると,木目ももっさりして見える,スプレーでちゃっちゃと吹きつけただけだろうが,もちろんそこまで贅沢は言えない.クラシックを学んだ人に見せたら,こんなのはバイオリンじゃないと言うかも知れないが,全人類のほとんどがこれはバイオリンだというだろう.

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