ブルースハープ

畏兄「昔の少年」氏はいつも忙しい.多趣味で,音楽でも車でも,いろいろなジャンルに詳しいが,特に昔やっていたトランペットをまた始めたいのに,その時間がとれないでいる.そこでせめてものなぐさめにブルース・ハープをおすすめした.

ブルースハープとはブルース・ハーモニカのことで,手の中にすっぽり収まるほど小さく,穴も10箇所しかない.同じ穴を吹く時と吸う時で音程が変わり,半音が出ないかわりに,隣り合った穴を2つ3つ同時に鳴らすと和音になる.半音が出ないので,曲の調に合わせて,全12種類のハーモニカがある.

そのなかで例えば「C」のハーモニカは,いわゆる「ドレミファソラシド」の音しか出ない.これだけなら童謡みたいな曲しかできないが,これを「ラ」の音から,「ラシドレミファソラ」と吹くと,Aから始まる短調(Am)のスケールになり,「G」から始めるとGの長調(GM)のブルース・スケールになる.それに加えて,音の出口を手で覆ったり開いたり,喉をすぼめて息の出入りを絞ったりすると,音程が微妙に変わりブルース独特の渋い音色になる.

氏にはGのブルースハープをおすすめし,バイオリンと相性のいい,DのブルースやEmの曲で合奏しようと持ちかけた.氏からは,いっそ「ストリート・ミュー爺チャン」をやろうと言われている.

次回「楽器と調」(5/14)公開予定
乞うご期待!

カテゴリー「Bluesへの道」

One thought on “ブルースハープ

  • 5月 9, 2016 at 05:00
    Permalink

    Am、C、G、の3本のブルース・ハープをクルマのダッシュ・ボードに入れている。元々ジャズを聴くきっかけは昔、昔、ソノシート?でしたか?「ディキシー・ランド・ジャズ」を聴いて、トランペットやクラリネットやトロンボーン、サックス、ベースなどの音にすっかり引き込まれた時からだが、JAZZのルーツも人間の紀元と言われる同じアフリカから生まれている。アメリカ大陸では黒人たちからJAZZが生まれ、メキシカンからはマリアッチが生まれ、ヨーロッパの上流階級の宮廷音楽とは全く違う音楽ジャンルだ。最近になって、なぜかブルースを聴きたくなった。YouTubeでブルースの演奏を聴いて自分でもやってみたくなったが、独特のリズムを体に染みつかせるまでには、暫くかかりそうだ。それにしても半音の出ない10穴のブルース・ハープは単純な楽器だが奏法は結構高度な技術が要る。楽器と言えば大きなケースに入っているものがほとんどだが、ブルース・ハープは小さなポケット・サイズで持ち運びに都合がいい。僕はクルマの中などが練習場だが、カラオケ・ルームなどで練習するのもお薦めだ。

    Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です