開戦前夜

まさか自分が生きている間に、日本が戦争に巻き込まれるとは考えてもいなかったが、どうやらアメリカは先制攻撃の準備を整えたらしい。

アメリカNBCニュースは、グアムの空軍基地に配備されたB1-B重爆撃機による先制攻撃の作戦を立てたと報道した。
http://www.nbcnews.com/news/north-korea/b-1-bombers-key-u-s-plan-strike-north-korean-n791221

ここ数日、国内の米軍基地近くの住民からは、TWITTERなどで、米軍が今までにない動きをしていると書き込みが続いていた。フランスとイギリスの艦船の目撃もあった。

昔から北朝鮮の核実験やミサイル発射は珍しくはなかったが、今年は何かが違う気がして、自分なりに記録を残してきた。そしてミサイル発射のたびに記事にしたが、今回の発表はそれよりも深刻だ。アメリカはすべての用意を整え、戦争になるかどうかは、いよいよ金正恩次第ということになった。まったく忌々しいことだ。

ちなみに、特殊部隊などにより、金正恩一人を取り除くというのは、現実味がないそうだ。あれは映画の世界で、北は空母やステルス爆撃機はないが、特殊部隊なら無数にいて、指導者の警護にあたっている。北がミサイルを打つにせよ、アメリカが独自の判断で先制攻撃するにせよ、戦端が開かれればその後は中東で見てきたことと同じだ。何ヶ月も何年もの間、圧倒的な火力で相手を爆撃し、ついに指導者が逃げ出したところを特殊部隊が襲撃する。そのシナリオがまた繰り返されるだろう。

北朝鮮が言うようにミサイルがグアムを狙うなら、その弾頭には必ず核が搭載されている。そしてそれは日本の上空を飛行する。アメリカはイラクで、派兵の根拠になった大量破壊兵器を発見できず、そのことがあって今回、ギリギリになるまで行動しなかった。そのせいで、核は間違いなく所有するが、アメリカ本土までは届かないという、紙一重のタイミングでの行動になってしまった。紙一重なのはアメリカだけで、日本は全面的な核攻撃リスクを負ってしまった。自衛隊も、傍観者やサポーターではいられない。あらん限りの手段を使って、攻撃に参加するはずだ。それは、法律が認める認めないの話ではない。家族や友人のいる祖国が攻撃されようとしていて、しかも自分に反撃手段がある。そこで、命令違反でもなんでも、行動に出ないような人物はそもそも隊にいられないからだ。

今となっては、一方の水面下で行われているであろう、各国による交渉に期待したい。

4 thoughts on “開戦前夜

  • 8月 11, 2017 at 23:49
    Permalink

    アメリカを挑発する北朝鮮。東・南シナ海を支配したい中国。北海道に軍事基地を作りたいロシア。この三者がお互いの利益のために協調して動き出す事も想定されますね。きっかけは北のグアム米軍基地へのミサイル先制攻撃で始まり,日本の米軍基地にも同時攻撃と,陸続きの韓国にも攻め入り制圧。この戦況を見ながら,米軍の攻撃力が落ちたと見るや,中国とロシアが動き出すシナリオも考えられますね。ハングルも中国語もロシア語も早いうちから覚えておけば良かったですね。

    Reply
    • 8月 12, 2017 at 16:50
      Permalink

      北朝鮮は常軌を逸してはいるものの、こういう情勢だと、彼らの言い分についての情報にふれることも多くなってきました。そもそも朝鮮戦争では北が優勢だったところで手打ちになりました。だから朝鮮半島は本来すべて自分たちのものだと思っているはずです。その後中国軍は撤退しましたが、同じく引き上げる約束をしていた米軍は居座り続けました。そのまま何十年もの間、韓国の繁栄を横目で見ながら、自動車産業も、電子機器も、韓流美女やイケメンもすべて本来自分たちのものだと思い続けてきたはずです。
      北は空軍も海軍もお話になりませんが、韓国に攻め込むための陸軍だけは凄まじい規模を維持してきました。今回はしゃにむにミサイルを開発してアメリカを脅し、約束通り韓国から出て行かせ、韓国に攻め入ろうということだと思います。金正恩は決して民衆の心を掴んでいるわけではないものの、豊かな南のすべてを奪ってもいいといえば、兵士だけでなく、北の国民もなだれ込んでくるかもしれません。
      これに対してアメリカ(と日本も)は、核ミサイル施設さえ破壊できれば、金正恩体制は残ってても構わない。中東のように、体制を崩壊させたせいでISがはびこるより、北と手打ちをして好きにさせたほうが面倒がない。ということで、開戦したとしても、早々に手を引くかもしれない。そうなると、今本当に危険に直面しているのは、やはり韓国だと思っています。

      Reply
  • 8月 11, 2017 at 10:42
    Permalink

    昨日10日から,日米共同訓練が直ぐ近くの恵庭市の北海道大演習場で始まりました。今も砲撃訓練の音やヘリの爆音や航空機の轟音が聞こえます。このあと上富良野演習場でも行われます。陸自第11旅団が札幌から1,300人,沖縄の海兵隊第3海兵師団2,000人が参加しています。平和に暮らしているつもりの私たちのすぐそばで,今,実戦を想定した訓練が行われているわけです。軍隊だけの問題と思っていていいものか?直近のニュースや動きを見ていて侵略されることも想定しなければいけないのかも知れません。そうなれば,北方領土どころか,グアム・沖縄・九州を北朝鮮が,本州・四国を中国が,北海道はロシアの領土になる可能性も否めませんね。アメリカが単独では日本を守り切れるか?疑問です。

    Reply
  • 8月 11, 2017 at 10:08
    Permalink

    北朝鮮は,まるで大日本帝国のコピーみたいにエスカレートしてきましたね。これも中国やロシアからは半ば守られているからでしょうか。物量から言ってもアメリカのほうが有利なのでしょうが,パールハーバーのような奇襲には打つ手はないでしょうね。戦争になれば,きれいごとは通じません。やられるか?やるか?と単純な行動をとらざるを得ませんね。自衛隊も訓練ばかりで実戦経験は皆無でしょうが,ミサイル戦となれば,迎撃で守ることしかできないでしょう。ディフェンスだけで無事終結すればいいですが,在日米軍が攻撃力を行使すれば,日本本土も標的になること間違いなしでしょう。まさか民間人の徴兵など復活しないでしょうね。

    Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です