オールド・ラング・サイン、蛍の光、別れのワルツ

今年はなにかと大変な出来事があったが、それでもなんとか無事で大晦日を迎えることができた。
ところで、海外のクリスマスソング集には、なぜか「蛍の光」が入ってる。もともとはスコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン」といい、別れの曲というより、昔を懐かしむ曲らしい。スコットランドでは準国歌で、誕生日などでも歌われるらしい。もともと西洋のクリスマス・シーズンは正月まで含まれていて、ツリーもその間飾っておく。その辺のニュアンスがちょっと違うので、日本人が考えるように別れの場で歌われると限ったものではないのだろう。本家を聞いてみるとメロディは、蛍の光そのものだ。

さて、別れと言えば、デパートなどの閉店時や連絡船の出港には蛍の光が流れ、なんとなくわびしい気持ちになるが、実はあの曲は蛍の光ではなく、「別れのワルツ」という、三拍子の別の曲である。聞けば、ああ、これこれと思うだろうが、下にある正統派蛍の光と比べると、たしかに三拍子と四拍子の違いがある。また「蛍の光」の歌詞は卒業そのもので、すべての別れのシーンには合わない。今まで蛍の光=別れの曲と思っていたのは、本当はどっちだったのだろう。ちなみに別れのワルツのほうはよくわからないが、オールド・ラング・サインと蛍の光はパブリック・ドメインである。

5 thoughts on “オールド・ラング・サイン、蛍の光、別れのワルツ

  • 12月 31, 2017 at 11:22
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    西洋音楽にだってルーツはあるのでしょうね。人類や宗教のルーツと同じように、アフリカが原点だったりするのでしょうか。

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    • 12月 31, 2017 at 20:56
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      アフリカの音楽伝統音楽も、今やってるのはアフリカなりに最先端で、変化し続けてきた感じはあります。多分100年前と今ではけっこう違うんじゃないでしょうか。また、日本の伝統芸能ほど、昔のやり方をそのまま伝えることにこだわってない感じもしますね。

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  • 12月 31, 2017 at 11:20
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    音楽そのものが西洋音楽から今に至っているわけで、日本古来の音楽とは全く違うジャンルですから、今で言う音楽は全て海外の影響を受けているのでしょう。原曲をカバーしているうちに、日本でも今様の海外風の音楽が定着したのでしょうね。最初は外国の民謡のようなものから学んだのでしょう。ルーツをたどれば、何かをヒントにしているのでしょう。例えば、君が代や校歌なども。

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  • 12月 31, 2017 at 01:00
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    正統派「蛍の光」はマイナーなイメージですが、閉店時に流れる3拍子のはやや明るく聞こえますね。スコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン」はバグパイプの音がにぎやかですね。他のは、同じ曲のアレンジなんでしょうか?

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    • 12月 31, 2017 at 08:31
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      学校唱歌などには海外のメロディにそのまま歌詞を付けたものがありますが、蛍の光はそういうもののひとつでしょうね。3拍子のほうは、新しいアレンジですが、こういうものの著作権はどうなってるんでしょうね。どんな名曲も、拍子を変えただけで自分のオリジナル?というわけではないでしょうね。

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