My Funny Valentine

バレンタイン・デーなので。

この曲は残念なことにパブリック・ドメインではない。作曲は「サウンド・オブ・ミュージック」「王様と私」のリチャード・ロジャース(1902-1979)である。多くのプレイヤーに演奏されているが、今回は私の大好きなサラ・ヴォーンで。この人やエラ・フィッツジェラルドは、モダン・ジャズの演奏に合う歌唱スタイルを創り上げた人。それまでの、歌手が主役でバンドが伴奏に徹していたポピュラー・ミュージックのスタイルを、楽器と丁々発止のアドリブをやりとりする、モダンジャズ・シンガーのスタイルへ変えた人だ。パブリック・ドメインだけ紹介してると、いつまでたって登場願えないので、この機会に。

サラ・ヴォーンは何度か日本公演を行っていて、この動画もそのひとつ。私が行った公演でも、簡素な舞台美術だけの広いステージにピアノトリオという、実にさっぱりとしたステージだったが、サラの登場の瞬間からその存在感と歌唱力で、最後まで来場客を圧倒した。

3 thoughts on “My Funny Valentine

  • 2月 16, 2018 at 16:09
    Permalink

    黒人女性歌手特有の魅力がありますね。僕は観ていませんがレコードなどでは聞いたことはあります。僕はスリー・ディグリースなら大阪と京都で2度ほど聞きに行きました。

    Reply
  • 2月 16, 2018 at 01:39
    Permalink

    男性のテノール歌手のようなボーカルは低音域では落ち着いた気分にさせてくれますが、マイクを話して絞りだす高音域は音量も相当あるようです。ところが、普段の会話に戻ると女性らしい声なんですね。

    Reply
    • 2月 16, 2018 at 07:37
      Permalink

      おっしゃる通り、オペラ歌手並みに音域が広く、声量があるのがこの人の持ち味です。しかもオペラにはない、味のあるちょっとダミ声なところがいいところですね。ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルドと並ぶ、三大女性ジャズシンガーですが、日本公演でもサービス精神おうせいで、ジョークを飛ばしながら汗みどろで歌ってくれました。あと、歌手に比べると控えめにしてますが、歌に合わせる楽器演奏はかなり難しいそうです。

      Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です