老耳

年をとると耳が遠くなり、トイレは近くなる。これを遠近両用という。

若い頃、高齢者がトイレが近くなったと言うのを聞いて、てっきり「トイレに行く回数が増えた」ということだと思っていた。だが、実際にその年令になってみると、「近い」というのは尿意を感じてから危険水域までの時間が短いという意味だった。例えば自宅などへの帰路、残りこれくらいなら途中公衆トイレに行かなくても大丈夫だったのが、帰るなりトイレに飛び込んでギリギリセーフということになる。これについては、諸先輩方も「近い」などと上品な表現でなく、「我慢が効かなくなる」というような、わかりやすい表現をしてほしかった。

ところで目が遠くなることを老眼というのに、耳が遠くなるのをなぜか「老耳」とは言わない。見ただけでどういうことかすぐわかるので、あっても不思議ないのだが、調べても難聴をそう呼ぶ例がなかった。老子と重耳(中国春秋戦国時代の晋の文公)を合わせたようで、いい感じなのに。そのかわり老耳と書いて「おいのみみ」と読む言葉があって、室町時代の連歌師「宗長」の句集の名前とのことだそうだ。せっかくいいことを知ったので、汚い話ではじまったのをむりやり上品な話題で締めてしまおう。

ひさかたの-ひかりもはなの-はるひかな(宗長/老耳より)

9 thoughts on “老耳

  • 3月 11, 2018 at 13:44
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    ボンジョビは札幌ドームで、埼玉アリーナはK-POPでした。

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    • 3月 11, 2018 at 14:19
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      危ない危ない、人様のネタを拝借して見栄を張って、恥をかくところでした。ボンジョヴィはよく知らないのですが、ビッグスターですよね。札幌にも来てたんですね。

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  • 3月 11, 2018 at 08:21
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    遠近両用の眼鏡にしてから随分経ちます。遠視レンズと近視レンズの境目が分からないグラデーションタイプのレンズにしています。なぜか遠近両用を隠そうとしたのでした。このレンズは、下向きで近くの文字を読む時はハッキリ見えて、まっすく見れば、元々遠視だった目の補足程度に遠くもハッキリ見えます。このタイプにしたのには、もう一つの理由があります。普通の度入り眼鏡を買って、普段は内ポケットに忍ばせ、薄暗い場所などで文字を見るときなどだけかけていました。ところが、内ポケットですから衣服とレンズが擦れてコーティングに傷がついてしまったのでした。それなら常時かけていようと思い遠近両用になりました。このレンズで最初は階段を踏み外しそうになったり、ゴルフのパットラインが狂ったり、下を向くと自分の足元が近く見えて違和感がありましたが、今ではすっかり慣れました。パークゴルフなどではホールイン・ワンやアルバトロスも何度何度も出て居ます。かけっぱなしで傷もつかなくなりました。日差しの強い日のドライブにかけるレーバンのサングラスにも遠近両用レンズを入れています。すっかり慣れました。老眼の方にお薦めですね。

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  • 3月 11, 2018 at 08:05
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    難聴は若い人たちにも広がっています。原因は高出力のヘッドホンやライブでの大音響です。音楽が欠かせない若者たちにとって深刻な問題です。耳の鼓膜の許容量をはるかに超えた大音響は迫力ある演奏とは言え、特にロックなどは危険音域を超えがちですからね。ボンジョビのライブなども前席で聴きましたが、かなりきつかったですし、埼玉アリーナ当たりでもコンクリートの床が震えるほどの大音響でしたから、年老いた耳には厳しいものがありました。若い時に比べれば耳鳴りがしたり聴力は確実に落ちていますね。

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    • 3月 11, 2018 at 08:14
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      私も若い人には「埼玉アリーナのボンジョビに行ってから、どうも耳の調子が良くないなあ」と言おうかな。ボンジョビ談義が始まったら、ばれますけどね。

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  • 3月 9, 2018 at 02:13
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    難聴の人は多いです。40代から居ますね。大抵は片方ですから、それが判れば聞こえる方に回って話します。聞こえない事を気にする方も居ますが、補聴器などでカバーすればいいのに?と思います。目が老眼なら眼鏡を掛けますから、耳が軟調なら眼鏡感覚で補聴器も当然でしょう。しかし、老眼でも頑固に「まだ大丈夫!」と意地を張って眼鏡を嫌う人も多いですね。40代の頃の僕も眼鏡を嫌って書けませんでしたが、ある日「校正」で超細かい文字が読めずに間違った事をきっかけに眼鏡をかける決心をしました。照れ隠しに会社の上司に吐いたセリフは「目も悪くなりました~」。(爆笑)きっと「頭も目も・・・」と捕らえたに違いありませんね。

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  • 3月 9, 2018 at 02:04
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    トイレが近いのは夜間ですね。就寝後2~3度トイレに起きますね。ぐっすり眠って1回の時も稀にはありますが、朝の5時までに平均3回ですね。これには筋肉が衰える年齢もありますが、異常に水を飲むことにも原因して居ます。寝る前に小型水筒に麦茶や水を満タンにして、トイレの度にゴクゴクと飲みます。朝には3分の2ほど飲んで居ます。そんなわけで水分摂取量が多いので夜間のトイレ回数は仕方がないと思って気にして居ません。寒い時期は別として、日中はむしろ少ないくらいですね。でも確かに我慢は効かなくなりましたね。

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    • 3月 9, 2018 at 08:06
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      一日に2リットル水を飲まないといけない、血がドロドロになると血栓ができる、脱水症状は認知症の原因とか、水をたくさんとらないといけないと言われてましたが、最近は水分補給は厳密に考えなくても良い、水2リットルは無理だという説も出てきました。以前は、卵は2個以内というのもあったし、コロコロ話が変わるのが困りますね。納豆やコーヒーは、体に良い、無意味、かえって悪いというのを行ったり来たりしてます。

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  • 3月 9, 2018 at 01:56
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    僕も一時、右耳が突然!聞こえなくなったことがありました。重度の難聴です。早速、耳鼻咽喉科に行くと、検査の結果「血圧ですね」と言われ、降圧剤をくれて治った。しかし。以前姉たちが「更年期で耳鳴りがする」と言っていた通りに耳鳴りが始まって、今では気にもならなくなりました。血圧も高くなったので内科で降圧剤を処方され飲んでいるのですが、耳鳴りは消えません。もし、難聴が再発したら今度は補聴器なども考えています。今では超小型の目立たないものも有るようです。

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