さらばヨーロッパ!いよいよ始まった、GDPRの時代

2018年5月25日から、EU諸国でGDPR(一般データ保護規則)が施行された。これはわかりやすく言うと、

  • EU諸国内の個人のプライバシーを保護する法律を作ったぞ
  • ヨーロッパ人がアクセスできるところなら、世界中どこの国でも適用されるぞ
  • これに反したら、罰金2000万ユーロ(26億円)だ

というもの。対象は企業か個人かを問わない。規模にも無関係らしい。では、自分が対象になるかどうかと言うと、

  • ブログを開設していれば、ヨーロッパ人がコメントを書いていくかもしれないから適用される
  • お問い合わせフォームがあれば、ヨーロッパ人が書き込むかもしれないから適用される
  • メールアドレスを載せていれば、ヨーロッパ人がメールを送信した場合、その記録がPCに残るから適用される
  • 日本人向けのサイトであっても、ヨーロッパに住んでる日本人かもしれないから適用される

だそうである。<26億円☓日本にある全サイト数>分のリスクを覚悟しろというなら、宣戦布告と変わらない。北の御大将の恫喝だって、これに比べればたかだかミサイル1発分の被害に過ぎない。

確かにインターネット上では、大手情報関連企業が個人情報を収集し、我々の知らないところで膨大な利益を上げている。それに対して、プライバシーはどう守られなければならないか、厳しい基準を示すことは意味のあることだ。だが、26億円はない。どんなに高邁な理念を掲げようと、その精神の善良さを補って余りある凶悪さである。

現在さまざまなところで、GDPRに準拠した「プライバシー・ポリシー」の書き直しや、個人情報を管理するソフトウェアのインストールなどが行われている。中には自分の事業がGDPRに対応できないとして、廃業したところもある。いずれにせよ、自分の判断を超える部分があるので、私はヨーロッパからのアクセスをすべて制限することにした。私自身の信条とも、大いに反するが、
「クロアチアの皆さん、ごめんなさい。日本と同じ紅白の配色の国旗に、共感を感じていました。フランスの皆さん、美食とアートへの愛を、リスペクトしてました。ポルトガルの皆さん、戦国時代からのおつきあいでしたね。一度お話をしてみたかった。イタリアの皆さん、アリベデルチ…」というふうに、一国一国、IPアドレスを制限リストに加えていった。これは何かが間違っている、そんな想いを噛みしめながら。

3 thoughts on “さらばヨーロッパ!いよいよ始まった、GDPRの時代

  • 5月 31, 2018 at 06:02
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    GDPRに関係ないと思いますが、最近近くに大きな新築マンションが出来てから、i Phoneの受信アンテナマークのレベルが下がっています。ARのアプリでスキャンなどでも速度が非常に遅く、失敗したりと環境も悪くなったようです。マンションの屋上あたりに携帯用アンテナでも設置してもらえば改善するのでしょうか?。

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  • 5月 31, 2018 at 05:56
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    EUの本家ドイツのメーカーの日本法人の仕事や、アメリカの大手広告代理店の日本法人、フランスの広告代理店の日本法人、国内大手でグローバルなメーカー系の仕事に関連していますが、25〜26日に掛けて、そこからのメール受信はするものの、そこ宛へ送信すると必ずリターンメールで戻ってきます。主にPDF添付が主ですが、URL添付などのテキストメールも同じく戻ってきます。GDPRとの関連があるのでしょうか?それとも単なるメールソフトやレンタルサーバーや室内のルーターの不具合なのでしょうか?マイクロソフトのアウトルックに変えて別のi Cloudメールですと添付メールも先方に届いています。ちなみに常時使用のメールソフトはサンダーバードです。一度、再インストールして確かめたいと思います。

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  • 5月 29, 2018 at 06:13
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    猫も杓子もインターネット時代ですが、こうなると強いのがネットに全く無関心な高齢者かも知れませんね。なまじ聞き齧りでユウチューバーなんて気取っていると大変な目に遭うかも知れませんね。ネットでの小銭稼ぎも制約だらけで大損になる可能性もあるかも。よく理解してから慎重にすべきでしょうが、仕事上でアンケート収集などにも関わっていますから心配です。

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