その名もギドラ!

アメリカ軍に所属する情報組織「NSA(アメリカ国家安全保障局)」は、マルウェアを解析するために開発したリバースエンジニアリング・ツール「GHIDRA(ギドラ)」をオープンソースとして公開している。
リバース・エンジニアリングとは、例えば既存の自動車や機械などを分解・組み立てをして、技術を手に入れること。今回の場合は機械ではなく、ウィルスなどを解析するためにアメリカの諜報機関が開発したソフトを、無償で公開するというニュースである。
さらにいうと、プログラムというものは、開発中は人間が目で見てわかるように、英語に似たプログラム言語で書くが、最終仕上げでコンピュータにしかわからない0と1の羅列にしてから使う。GHIDRAはこれを、元のプログラム言語の形に戻して、読んで仕組みをわかるようにしてしまう。

GHIDRAは、windows、mac、linux上で動き、ハイエンドの市販品に求められるすべての機能を持つほか、NSAが開発した独自の機能も追加されており、CIAなど他の機関でも利用されているという。調べたところ、他の有名な市販品は10万円以上するようだ。それが無料で手に入るのだから、プログラミングを志す学生などには朗報だろう。

NSAなどというとなんだか怖いし、ダウンロードページもなかなかのものだが、要はたちの悪いマルウェアが氾濫しているので、高度なツールを公開して、世界中の有志で解析をしてほしいということだと思う。

ghidra
画像クリックで、ダウンロードページへ行きます

5 thoughts on “その名もギドラ!

  • 4月 27, 2019 at 09:48
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    今度からは、窓から離れてから試すことにしました。それでも最近のライフルスコープは壁さえも透過したりして?。

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  • 4月 26, 2019 at 12:43
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    ダウンロードページまでは行きましたが、ダウンロードするまでの勇気は出ませんでした。

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    • 4月 26, 2019 at 13:50
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      それで助かったかもしれませんね。何しろ世界有数の情報機関ですから、ダウンロードページに行ったとたん、となりのビルから特殊部隊がスコープで狙ってたかもしれません。それはともかく今の若い人にも、とりあえず覗いてみるくらいの好奇心や勇気がほしいですね。

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  • 4月 26, 2019 at 10:48
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    日本語訳ではGHIDRAは猫又とか人狼になっていますが、GHIDRAのセットロゴのドラゴンのようなモジュールは、ゴジラの「キング・ギドラ」を思い起こしますね。しかし高度な解析ソフトを無償とは?懐が深いですね。ノーベル賞を受賞しても個人で特許申請しないで公開する科学者にも似ていますね。沢山の人に解析してもらいたいと言う事でしょうが、それにしても驚きです。

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    • 4月 26, 2019 at 11:53
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      猫又の英語があるとは知りませんでした。それならばと「ぬらりひょん」を試しましたが、だめでした。

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