李子柒/羊毛の草木染め

毎回、美しい画面と音楽に似合わない、ワイルドな手作り生活を紹介する 李子柒 。前回の布団作りで残った真綿(絹)を持って、羊を飼っている農家で羊毛と交換。軽くひねりながら横に張り出した独特の角を持つ羊だが、品種まではわからない。原毛はそのままだと、さわっただけで手がギトギトになるほどの脂肪がついている。手でゴミを取り除いた後、羊専用の洗剤に漬け、煮ながら脂肪を落とす。ちなみにイギリスだかカナダだかの昔ながらの船乗りのセーターは、脂肪のついたままの毛糸で編むので、温かいだけでなく水をはじくということを聞いたことがある。ただし羊の脂肪は臭いので、いくら本物志向でも日本で着て歩けるようなものではない。
洗い終わった羊毛はほぐして遠火の熱で乾燥させた後、剣山のようなカーダーで毛の向きを揃え、紡ぎ車で引き伸ばしながら糸にし、さらに撚って毛糸にする。これを山葡萄の絞り汁で草木染めし、ミョウバンで色止めし、干したらようやく編み物である。今回はずいぶん大きいのでベッドカバーかと思ったらマントだった。
それにしても、子羊を連れて行ったときは、「食うのか?」と思ってしまった。鶏くらいならあっさり締めてしまう番組なので、ちょっとどきっとした。

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