十八番

初心者、とは言えないほど長く楽器をいじってるくせに、さっぱり上手くなってない人間のことを、「下手の横好き」というような愛のない言い方ではなく、ソフトに表現する言葉はないだろうか。今の自分はまさにその状態だが、それなりに「十八番」もできた。

とはいえまだ人に聞いてもらえる状態ではない。楽譜などを見なくてもバック演奏音源になんとかついていけるという程度だ。何度やっても乗り越えられない難所はないものの、ちょくちょく間違える。十八番と言ってもその程度だが、自分にとっては愛着のあるレパートリーが、「テネシー・ワルツ」と「All of me」である。

テネシー・ワルツは、3拍子なのでやりやすい。3拍ごとに流れの切れ間が来て気持ちに余裕ができるのだが、そのでいで4拍子よりずっと気楽だ。またこの曲は古い民謡で著作権などないと思いこんでいたら、私が99歳になるまで著作権が保持されるとしって、パブリック・ドメインに関心を持ったきっかけの曲である。

「All of me」は、知ってはいたもののそれほど興味がなかったが、いろいろなアーチストの演奏動画があって、アレンジがしやすい曲だと知った。弾いていて飽きがこない、演奏が楽しい曲で、いつのまにか十八番になっていた。ただし、古いと思っていたがこれもパブリック・ドメインではなかった。

それ以外にもチャレンジしたが、未だモノにできずにいる曲が多数ある。楽譜や音源で簡単そうに思えた曲が案外難しかったりする。モノにできない一番の原因は運指で、バイオリンはネックが短いので指がとどく範囲は広いが、その分狭い範囲で指を切り替えなくてはならないので、すぐ指が交差してしまう。独学でなければ運指を先生に教えてもらえるのだろうが、そのへんを自分で考え出すのも楽しみのひとつではある。

2 thoughts on “十八番

  • 11月 29, 2021 at 14:04
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    ついこの夏の8月下旬に入手したアルトサックスですが、出来るだけ出勤前の10分程度の練習をしています。しかしトランペットなら音出しに苦労したのですが、アルトサックスは意外にも最初から音が出たのには感動しました。家では音の静かなギターでカポを使ってサックスに合わせたE♭にして暗記しているメロディーを拾って紙にドレミで書き出し、楽譜にするまでもなく、それをサックスの練習に使い始めました。楽譜本もあるのですが、落ち着いて練習時間をとれていないので手抜きです。正確な楽譜では無いので適当なアレンジ風になっています。運指の難しさで早い曲には未だムリがあります。BGMに合わせた正確なレッスンなどは未だ出来ていません。今現在ただ一つ言える事は、あの複雑な構造のサックスの扱いには少し慣れました。上手下手はさて置いて、構造が複雑なほど、触る事が楽しいものかも知れません。

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    • 11月 29, 2021 at 14:54
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      見た目ほど難しくないのがサックスのいいところですね。近代的な楽器のいいところでしょう。BGMに合わせるのはスパルタ式です。最初は合わなくてがっくりきますが、必死でやらなくてはならないので、運指を覚えるのが早いような気がします。

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