Internet Explorer サポート終了

Internet Explorerのサポートが昨日で終了し、microsoft製ブラウザはEdgeになる。公開から27年間だそうだから、思えば長いつきあいだった。私の場合最初のブラウザはNetscape Navigatorで、現在はしばらく前からfirefoxを中心に複数のブラウザを使っているが、それでも一番長かったのはIEだったと思う。MACとは色味や画面上でのピクセル数の数え方まで違っていて、タイトな作りにするとMACからはデザインが崩壊して見えることもあった。それを乗り越えるため、1ドット単位での調整をしなければならなかった。あの頃を思うと、現在のCSS中心のレスポンシブなレイアウトはデザイン要素同士の間に安全マージンがありすぎて、なんだか締まりがないようにも思う。

IEが消え、生き残ったブラウザはどれもプライバシー尊重をうたうが、広告表示を制限しようとはしない。ブラウザはTVと違って、広告を排除するためのツールがある。これは、動画サイトのスムーズな視聴などのために不可欠で、試しにはずして見ると、広告だらけでTV番組どころではない。一方、ブラウザ各社はこういうツールを使わせまいとし、あるいは無効にしようと必死だ。OSやブラウザのバージョンアップ、新システムへの移行などは、プライバシー保護機能の向上をうたいながら、その実広告ブロックツールの排除が目的だ。これからのネット広告は、こういうIT企業の抗争に巻き込まれることなく、コンテンツの内容そのもので視聴を集める工夫がますます必要になる。

ともあれIEよさらばである。最初にIEに触れた頃は、日々新しい世界が広がっていくような気がしたものだが、いまは囲い込まれているだけなんじゃないかとも思う。

化石と呼ばれてから、もうだいぶになるなあ。

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