Fu*ck Y*uの正しい使い方

Fu*ck Y*uという罵倒がある。これを挨拶代わりに言うような映画ばかり観ているせいか、それほどひどい言葉には聞こえないが、英語圏ではかなり下品な罵倒らしい。なので、一応伏せ字にしてみたのだが。

英会話教室を経営するカナダ人の知人のエピソードだが、彼は住んでいるマンションの他の住人との間で、ちょっとしたトラブルを起こしたことがあった。相手は弁護士だったらしく、解決後もことあるごとにあら捜しをしてきた。目をつけられたらしい。ある日路上で車を洗っていたら、そのことに文句をつけてきたという。
知人は大学院でENGLISHを修めた英語のエキスパートで、温厚で快活な欧米人ならではの好人物である、その彼は、相手のネチネチ攻撃を「Fu*ck Y*u」で黙らせてしまった。

生きていれば、時に他人との諍いも避けられない。相手の屁理屈に対して、つい言い返して論破してやりたくなるが、話し合うこと自体バカバカしいようなときは、バッサリ打ち切ってしまうのもありだ。そういう時には「Fu*ck Y*u」。私はその話を聞き、単に言葉だけでない、魂のこもった英会話とは何かを学んだのである。

選挙オークション

ひがみ根性かもしれないが、地方に住んでいると、国の重要案件が中央だけで決められているように感じることがある。地元選挙区の政治家もそれぞれ努力をしているとは思うが、同じ国政選挙なら、総理大臣に投票したり、支持できない政治家の対立候補に投票してみたいと思う。
そこで以前、選挙オークションというウェブサイトを考えたことがある。まず、選挙権は持っているが、興味がなくて誰に投票してもいい、棄権するかもしれないという人が自分の1票を登録する。そして、ネットでその選挙区の候補の人気投票を行い、登録した有権者は結果に従って投票するというものだ。もちろん登録者も参加者も公正という訳にはいかないが、直接選挙できない総理大臣に対し、1票の何万分の一かの影響力は行使できると考えたわけである。

ところが近年、政府の情報公開が進み、意見募集の窓口も増えた。例えば福島原発事故については、政府、国会、電力会社それぞれの事故調査報告書が公開されていて、ダウンロード可能になっている。内容は難しいし分量も多いので、部外者が目を通しきれるものではないが、見に行くというのが重要だ。自分が見に行っただけでアクセス数がカウントされるので、担当機関に問題への関心の深さが直接伝わる。そして読まなくてもダウンロードしてさえおけば、一部の陰謀論者が信じているように、万一政治家や役人の腹黒い企みによって改ざんしたとしても、すぐにオリジナルと比較できる。データ量を比較すれば、修正があったことだけはすぐわかるし、検索機能を使えば比較も簡単だ。

コロナでも、ロシアへの制裁でも、ちょっとでも関心のあれば関連機関のサイトにアクセスし、資料があったらたとえ読まなくてもダウンロードする。それだけで、私が以前考えた選挙オークションなどよりも確実な政治への参加や監視が実現される。また、後から事実を糊塗することもできない。そういう時代になったのである。我々年寄りも、いつまでもその昔の黒塗り文書公開などを引き合いに出してると、昭和頭、20世紀頭と言われてしまうだろう。

オークションを象徴する画像を検索したら、これだった。
共通点がわかるような、わからないような…
日本の裁判所でも使ってるのかどうかは、
お世話になったことがないのでわからない。
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