世界的なトランペットのブランド、Bachの製造風景。金管楽器は金属製でもあり、精密機械のようなものだから、機械的に製造されるのかと思っていたのだが、これを見ると職人の勘や技に頼る部分が非常に多く、ちょっとしたことで取り返しがつかなくなりそうな工程ばかりだ。これに比べれば、言い方は悪いがバイオリンの製作のほうがお手軽な感じがする。
それにしても、組立工程で組み込んだピストンがすっと上がっていくところや、管がはまるところのスムーズさはどうだろう。金属なのに、艶めかしいくらいである。これは欲しがる人の気持がわかる。
ちなみに今夜はクリスマス・イブ。Bachのトランペットを欲しがっている、世界中のおじさんたちに、ポーンと1本買えるようなあぶく銭が入ってきますように。
Bachに興味を持ってすぐに製作工程の動画を観ました。手を使って曲げたりと結構な職人技ですね。最近では廉価版は中国や台湾やフィリッピンやマレーシア辺りで作られているようで、アメリカ製はやはり数十万円と高価です。今、使っている中国製の無印品は安いだけあって問題も多いですが、あぶく銭がなかなか入らないのでBachは到底高嶺の花です。YAMAHAでもと考えましたが、これも真面なものは高価です。
サンタにあぶく銭をお願いしたのは、間違ってたかもしれませんね。どちらにせよ、良い子ではありませんが。自分のためのお金は使いづらいですね。うんと若い頃に、乏しい給料からローンを組むくらいが、一番手にはいりやすいのかもしれません。