Charlie Parker(1920-1955)の曲。演奏はChad LB。チャーリー・パーカーとはいえ、私にはちょっと馴染みがなかった曲だったが、今回ぜひ取り上げたいt思った理由は、アップライト・ピアノの音が好きだから。大抵の音楽動画はホールやスタジオなのでグランド・ピアノがほとんどだが、私はアップライトの、余韻が短くうねりもない、パキパキと乾燥したような音が好きだ。特にこの曲のような軽快なジャズには、グランドよりいいのではないかと思う。
ところで、タイトルにはブルースとあるが、あまりブルースらしく聞こえなかった。複雑なコードを使ってる上に、メジャーのブルースだからだと思う。マイナーだといかにもブルースらしいコード進行が感じられるが、メジャーだとブルージーな雰囲気が少ない。多分、メジャーブルースのほうが、演奏は難しいような気がする。
- 血圧管理手帳
- アバウト ジャパン!
それぞれのパートの見せ場での演奏は素晴らしいですね。ピアノもドラムもベースもですが、あのテナーサックスの指の素早い運びには驚きました。暗譜というより楽器を口笛とか歌うのと同じに操っている感じですね。イメージ通りに勝手に指が動くのでしょうね。
アドリブ部の楽譜というのは、あっても構わないのでしょうけど、ないでしょうね。すべての音が思った通りかといえば、そうではないかもしれません。コード理論は、これらの音を適当に拾って、リズムに乗ってればそれらしく聞こえる、というコツの集大成みたいなものですから。だから私も、なんとか身につけたいんですがねえ。