コードカード

私はヴァイオリンの練習のときに楽譜を見ない。まだまだ指の位置や弓の角度に目を光らせてないと変な音が出てしまうので脇見ができないのと、音符を読みとって即座に指を動かす、というような運動神経もない。メロディや運指を頭に入れてしまわないと何もできない人間なのだが、曲の流れというかコードの構成だけは知りたくなる。コードからちょっと装飾音を作ったり、できることならアドリブにつなげたいからだ。
そこで曲のタイトルとコード進行だけ記したカードを作ってみた。 カードはコンビニのプリントサービスでハガキに印刷するとちょうど良いように作ってある。止め方は、洗濯ばさみの挟み口部分にゴムのついたものがあったので、傷がつかないようにペグに取り付け、つまみ部分にカードを置いて両側からネオジム磁石2個で挟んだ。

撮影:エドウィン・ダン記念館(札幌市真駒内)

たあいもないものではあるが、曲のキーを何にしたら運指がスムーズになるか、いくつか探しだしたコード進行のうち、どのハーモニーが気に入ったかなど、自分なりの調査・研究の成果でもある。また、タイトルとコード進行だけなら著作権に抵触しない(多分?)ということで、例によって少々お恥ずかしいしろものだが、こちらに「テネシーワルツ」のコードカードの原本を置いておく。気に入っていただいてダウンロードしていただければ幸甚である。

高齢バイオリン初心者のためのブルーススケール表/2

Gメジャーブルーススケール表

前回、マイナーブルースのスケール表を作成した。あそこまで作ってあればメジャーブルース用もすぐできるので、今回仕上げてみた。同じキーのマイナーとメジャーはかなり違うが、5度違いのマイナースケールとは、構成する音が同じだ。
メジャーのブルース・スケールはちょっとつかみにくい。ブルースっぽくないというか、マイナーのときのように、スケールを弾いただけでなんとなく哀愁が漂うというわけにはいかず、いつのまにかEマイナー・ブルースな感じになってしまう。だからと言ってマイナーが楽かと言えば、演歌や民謡のスケールに似ているので、だんだん昭和な雰囲気になってしまう。たどたどしく練習していると、リズムが悪くなってしまうのだろう。たとえスケール練習でも、スィングしなきゃ意味がないようだ。

※メジャーブルーススケール表も サイドメニュー(スマホは下段メニュー) のバナーからダウンロード可能。作るのが目的ではあるが、使ってみていただければ幸甚である。

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高齢バイオリン初心者のためのブルーススケール表

ブルースのスケールについて調べると、エレキギター初心者のためのポジション図が無数に出てくる。そのバイオリン用が見当たらなかったので、自分用に作ってみた。

初心者にとっては、どのキーのスケールから練習するかも迷うところだが、開放弦の音をキーにするものだったら、アドリブ中にわけがわからなくなってもごまかしが効くんじゃないかと考えた。「A」は楽だったが、低い弦がお留守になりやすいので、広い範囲の音を使えそうな「Gマイナー」のポジション表を作って、PCの画面に表示させながら練習した。
マイナーのブルースにしたのは、スケールを弾いただけでブルースらしい雰囲気をつかみやすいから。逆に言うと、メジャーのブルースは雰囲気をつかみにくい。上記の図は「G」からスタートすればGマイナーで、「B♭」から始めればB♭メジャーのブルースになるはずだが、いつのまにかGのマイナーなブルースになってしまう。下手だからなのだが。

各弦のポジションは、次に高い弦の範囲に入るところまでしか書いておらず、高い音はそちらに引き継ぐことにしている。本当は高い位置の練習もしたほうが良いのだろうが、これは運指練習ではなく、まがりなりにもブルースを仕上げるためのものなので、これはこれでアリだと思う。これを上がったり下がったり、一つ置きにしたりと、いじっているうちに何かになるのではと思うので、指使いは書いてない。また、実際のプレイヤーの演奏では、ここにない音もどんどん使う。そこいらを考えるのも、アドリブ・フレーズづくりの醍醐味だろう。

マイナーブルーススケールには12のキーがある。実際に使うのはその中のやりやすいものだけでいいだろうとは思うが、せっかくなので全て作って、pdfで公開することにした。サイドメニュー(スマホは下段メニュー)にダウンロード用のバナーを置いたので、お邪魔でなければ拾ってやってほしい。

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