タイトル画像アーカイブ

このサイトでは、新しい作画テクニックの練習のため、不定期にタイトル画像を変えている。サーバーには使わなくなったタイトル画像が残っているが、記事中の画像と違って、取り替えてしまうと見てもらう機会がなくなる。中にはけっこう手間のかかったものもあるので、この際アーカイブとして一挙公開することにした。リンク先のサムネールから、掲載当時のタイトル画像を原寸大で確認できる。

近年のウェブデザインはスマホ表示を想定した縦長が増え、狭いスペースを生かした優れた作品を見かけるようになった。当初はそういうデザインを参考にして、PC用の横長画面を作りながら使われている技術を研究していた。特に色使いは自信がないので、カラーパレットをありがたく拝借していたが、だんだん権利関係が厳しくなってきたので、最近は自分で撮影した素材を使ったり、Blenderでゼロから作るように変わってきた。並べてみるとなかなかの支離滅裂ぶりだが、記事文章よりも作ったときの気分や考え方が思い出されて面白い。

ジム・ヴァンデンアッカーの記録

James H. VanDenAkker (1948-1995)

※ZIPファイル

1995年12月、アメリカのパーカッション奏者であるジム・ヴァンデンアッカーが、腎臓がんでなくなった。友人のルイスは、ジムのPCの中から、ハンドドラムに関する研究成果を発見し、彼の記念碑として残るようウェブサイトで公開した。

私がそのサイトを発見したのは、21世紀になって間もない頃だったと思う。インターネット上をアフリカ美術関連のサイトを探す中、ドラムを販売するサイトを発見し、さっそくとりよせた。そして世界中のサイトからその奏法をさがすうちに、ジムのサイトを発見した。当時は、それまで思いもかけなかったアフリカのドラムを手に入れたこと、そして、人が亡くなった後もネットの上でその業績が残り、多くの人の目に触れ続けていることに、新しい時代が訪れたことを感じた。

現在、彼のサイトはない。何台ものPCを乗り換えて受け継いだ私のブックマークも、「404」を返すだけである。もちろん「ルイス」氏の消息もわからない。が、幸いなことに、自力で翻訳しようとダウンロードしておいたデータが、そのまま私の手元に残っていた。そこで今回私は、ジムに代わったルイスに代わって、再び彼の業績を公開しようと思う。なにかの縁でこのサイトにたどり着いた方は、ぜひ上記のZIPファイルのリンクをクリックして、ダウンロードしてほしい。解凍後には、さまざまな地域やスタイルのドラムのリズムに関する、33のファイルがあるが、そのナンバー01には、私の拙い訳でジムの生涯についての紹介もある。

ジム・ヴァンデンアッカーは決して高名なプレイヤーではなかったかもしれないが、高度な内容がわかりやすく説明されており、相応の実力者であったことが伺われる。厳密に言えば著作権の権利期間中に、勝手に公開することになるが、この悪事がジム・ヴァンデンアッカーとルイスの魂にやすらぎとなるなら、オールド・バッド・ボーイの面目躍如である。

動画のダウンロードから音源の編集まで

youtubeには無数の楽器練習用動画がある。人気のある楽器なら、かゆい所に手が届くように、今まさに知りたいことを指導してくれるものがあるはずだ。これらを音声部分をダウンロードして解説部分をカットし、模範演奏部分だけを何度も聞くと良い練習になる。

ダウンロードというと、気になるのは合法かどうか。これについては、違法にアップロードされたものをダウンロードすれば違法だが、指導者自身がアップロードした動画は、違法ではない。もちろん、私的な利用に限るが。

動画のダウンロードは下記のサイトがよく利用されているようだ。
http://offliberty.io/
使い方は、黒枠の中にYoutube動画のURLを入力し、丸い電源マークをクリックする。「Right-click here…」という文言が気になるが、ここを右クリックしても何も起こらないので、下の「Extract audio」をクリック。
「Audio」の「Right click here….」の部分をクリックし、PC内に保存する。

さらに、音楽データを編集するには
https://gigazine.net/news/20200529-audiomass/
使い方説明もあるので、こちらを参照してほしい。
また、mp3音源の再生はいろいろな機器やアプリがあるが、音声ファイルをブラウザにドラッグして来ても再生できる。ループやスロー再生などもあるので、PCでの作業用BGMにするのもいい。

余談だが、最近音楽を覚えられなくなってきた。若い頃はTVなどで流れた音楽を2,3回聞けば覚えていたような気がするが、最近はさっぱりだ。先日気に入った曲があったので覚えようと思ったら、その場を離れると頭に浮かんでこなかった。昔の曲ならはっきりと覚えているので気が付かなかったが、やはり寄る年波には勝てない。無理せず、便利な機能をフル活用しながら音楽を楽しもうと思う。