ポーランド効果

先日、ポーランドから当サイトへまとまった数のアクセスがあった。スパムだとは思ったが、せっかくなのでポーランド語の挨拶を公開しておいたのだが、その後もアクセスが減らず、現在の来場者数は日本ではなくポーランドが最多になった。それで思いついたのだが、日本語、英語以外のメッセージを公開することで、それらの国からのアクセスを稼げるのではないか。

アクセスアップはコンテンツが決め手と言われるが、体を貼ったユーチューバーが跋扈するようなネット世界で、日本語やがんばって英語で発信してもあまり効果は期待できない。だが、非英語外国語の人にとっては、日本語のみのサイトは母国語のキーワードがないのだから、相変わらず検索できない。来てくれさえすればAI翻訳で読んでもらえるが、それ以前の検索段階でとっかかりがまるでない。

これをポーランド国民を想定してみると、まず利用数の多いのはやはり母国語サイトだろう。次はドイツ語か英語あたりで、日本語はまず検索してもらえない。存在しないのと同じである。そういう人が相当数いるはずだ。そんな中、多少なりともポーランド語の書いてある日本のサイトは、日ポ間の全く新しいコミュニケーション・ルートになるかもしれない。そんな考え方で、日本人になじみの少ない他の言語のサイト紹介文も公開しておくと、相応の効果が期待できるのではないかと思う。

自国語で検索すると、他の何十種類もの言語も検索結果に表示してくれる時代も遠くないとは思うが、今はそこまで行ってないだろう。これから急速に増えていくであろう非英語圏からのアクセスを、一足先に獲得できるような気がする

さらなる野望!!

前回、料金をはらってライブハウスに出演したい、という野望について書いたが、ここにきてさらなる野望が。楽器愛好家なら誰もが一度は考える、YOUTUBEデビューである。せっかくそういう場所があるのに、ということと、小さな子供と年寄は下手でも温かい目で見てもらえるんじゃないかという皮算用もある。実はキャラづくりのための小道具も用意した。それがこれ。

さすがに顔出し出演の度胸はないので、海外サイトを探して見つけた。中世のヨーロッパでペストが流行ったとき、医者がつけていた仮面をモチーフにしたもので、若い人に見せたらかなりウケた。年齢とマスクでけっこうポイントを稼げるとは思うが、残る問題はやはり腕前。もうちょっとなんとかならないかなあ。

野望!

60歳でヴァイオリンを始めた時、「いつかはストリート、そしてコンサートホール。目指すだけなら今でもできる」と自分に気合を入れた。微塵も可能性がないと、かえってそういうホラが口にできるものだ。が、練習し始めて現実に直面すると、人前で演奏など滅相もないと思うようになった。せめてカラオケで気分を変えて練習をと思った矢先に、コロナの感染拡大が始まった。三密ならぬ一密だからリスクは低いだろうけど、カラオケで高齢者のクラスタが続発していたので断念した。
そのうち、練習内容を少しランクアップさせて、youtubeの伴奏音源に合わせることにした。そしてデルタが収まり、感染者ゼロが続いていた頃、楽器店の貸しスタジオへ行ってみた。USBで持ち込んだ伴奏音源をスタジオのアンプで流すと、ヘッドホンで聞くのとは違って、自分の音と伴奏がひとつの空間で調和している感じがする。また、ヘッドホンだと伴奏に追い立てられるような気分になるが、アンプからだと、きちんと聞いて合わせる余裕ができるような気がする。さすがスタジオは、一味違っていた。

これはいいなと思ってたら、オミクロンが始まってしまい、スタジオも足が遠のいてしまった。ネット上のジャズ・バイオリンの指導サイトからは、しきりにZOOMの対面レッスンを売り込んで来るのだが、相手はバークリーの先生とあって、さすがに敷居が高い。そのうち暖かくなって規制も緩和されたので、またスタジオに通おうかと思っていたところへ、とんでもないものを見つけてしまった。なんとジャズ・クラブで、プレイフィーを払えばプロの伴奏がついてくれるところがあるのだ。これはやってみたい。プロのジャズメンは概して素人に優しいから、こちらのレベルに合わせてくれるはずだ。ピアノトリオが揃わなくても、ドラムだけ、ベースだけでも、しっかりと伴奏をつけてくれるに違いない。ただ、居合わせた罪もないお客さんに、無差別に雑音を浴びせるのは心苦しい。なるべく空いてる時間がいいのだが。

小さなジャズクラブの開店前の、まだテーブルに椅子が乗っているホールの奥。そこだけライトの灯った一角で、他のメンバーと音合わせをする、年老いたジャズ・バイオリニスト。これはいい。練習にも気合が入るぞ!