Parker Solar Probe 2度目の金星フライバイ

NASAによれば、太陽に史上最も接近して観測する宇宙船「パーカー・ソーラー・プローブ」は、2018年10月に続き、12月26日に2度目の金星によるフライバイを行い、さらに太陽に接近するための軌道修正を行う。

※フライバイとは、宇宙船が惑星のそばを通り抜ける時に、大きな重力に引っ張られることを利用して速度を上げたり軌道を変えること。宇宙船は、地上にあるうちは地球と同じ速度で太陽の周りを回ってるのと同じ状態である。ところが、発射で地球の重力から切り離されると、ハンマー投げで手を離したときと同じように、外へ向かって飛んで行こうとする。宇宙船が太陽に向かうということは、ハンマー投げのハンマーを放り投げた後に選手向かって戻ってくるようにするのと同じだ。ロケット噴射だけではとうてい足りないので、金星が近づくタイミングをはかって、その重力を使って軌道を変えるのである。

パーカー・ソーラー・プローブ、太陽の観測データを公開

2019年11月12日、NASAのパーカーソーラープローブチームは、宇宙船の過去2つ回の接近で収集された科学データを一般公開した。公開場所は以下の通り。

NASA Space Physics Data Facility
Solar Data Analysis Center
APL Parker Solar Probe Gateway
University of California, Berkeley
Princeton University
Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics
Naval Research Laboratory

太陽観測データを受信/Parker Solar Probe

今年4月に、太陽への大接近を果たしたParker Solar Probeから、想定を大幅に上回る量の観測データが送られているらしい。アメリカの太陽観測船Parker Solar Probeは過去2回、太陽に最接近しての向こう側へ回り込んで太陽からのさまざまな粒子や電磁波を観測したが、今年5月、それらを地球へ送信するよう指示を出した。その受信が、予想よりうまくいきそうだということらしい。データは7月下旬から8月下旬にかけて受信され、年内に公開される予定だ。
NASAのブログより

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