NASAの太陽観測宇宙船「パーカー・ソーラー・プローブ」は、クリスマスイブの今現在、史上もっとも近い距離まで太陽に接近し、観測中である。
ワシントンのNASA本部のパーカー・ソーラー・プローブ・プログラム科学者、アリック・ポスナー氏は、「これはNASAの大胆なミッションの一例であり、宇宙に関する長年の疑問に答えるために、これまで誰もやったことのないことをやっています」と語る。
パーカーは、12月24日火曜日東部標準時午前6時53分に太陽表面からわずか380万マイル(約610万キロメートル)の距離を飛行する予定である。最接近時、つまり近日点通過時には、ミッション運用は探査機と連絡が取れなくなるため、12月27日に別のビーコン音を送信し、接近飛行後の健全性を確認する予定である。
ついさきほど、クリスマスだというのに戦争に明け暮れるという話を投稿したばかりだが、(https://oldbadboy.com/戦争に「一進一退」はないのかもしれない/)、今度は明るい話題を提供できてラッキーだ。(※太陽だけに)
愚行の極みである戦争と、叡智の結晶である宇宙探検が同時に行われている。人類というのはそういう風にできているらしい。
(追加)
12月26日、NASAはパーカー・ソーラー・プローブからの信号を受信。無事を確認した。観測データは2025年1月1日に地球に向けて送信される予定である。