NASAのパーカー太陽探査機、19回目の太陽への接近を完了


NASAのパーカー太陽探査機は3月30日に19回目の太陽への接近を完了し、太陽表面から約451万マイル(726万キロメートル)まで接近し、自身の距離記録に並んだ。
この接近(近日点として知られる)は、3 月 29 日の協定世界時 2 時 21 分(東部夏時間 10 時 21 分)に発生し、パーカー太陽探査機は太陽の周りを時速 394,736 マイル(時速 635,266 キロメートル)で移動し、これもまた自身の記録に匹敵しました。宇宙船は4月2日に、メリーランド州ローレルにあるジョンズ・ホプキンス応用物理研究所のミッションオペレーターにチェックインし、宇宙船の設計と製造もここで行われ、ビーコンの音が良好ですべてのシステムが正常に動作していることを示した。

ここまでNASAのブログの抜粋。すべて順調ということで特に書くこともないが、そこが大したことだ。ちなみにNASAのブログにあるアニメーションを見ると、探査機はすでに出発地点である地球の軌道を離れて、金星と太陽の間だけで回っているのがわかる。何度も言ったり来たりしながら太陽に近づくさまは、まさに太陽系スケールの空中ブランコだ。

パーカー太陽観測船が18回目の接近に成功

NASAのパーカー太陽探査機は、2023年12月28日に、これまでの接近記録と並ぶ太陽から451 万マイルのところを、同じく最速記録と並ぶ時速39.4万マイルで接近した。
地球とパーカー太陽探査機は異なる軌道で太陽の周りを回っているため、地球から見て太陽の反対側で接近する場合も多かったが、今回は地球から見える側だった。このため、従来よりも早くミッションの成功が確認できたようだ。

余談だが、太陽を挟んで地球のま反対側を同じ周期で公転する、地球とそっくりな惑星があるという説を読んだことがある。SF小説家なにかだろう。もしそういう物があるなら、パーカー太陽探査機以外にも観測宇宙船がある時代に発見されてないはずがない。かもしれないし、宇宙船は狭い範囲に絞り込んで観測しているので、ま反対にあれば見つけられないこともありうる、のかもしれない。せっかくこういう時代に生きているのだから、もう少し物理学や天文学のセンスがほしいところだ。

パーカー・ソーラー・プローブ、大規模なコロナ質量放出を観測

昨年9月の接近の際、NASAのパーカー・ソーラー・プローブが過去最大級の「コロナ質量放出」の中を通過し、観察したことがNASAのブログに載っていた。
太陽は、時折電磁波などを爆発的に放出する「フレア」をお越し、地球上の電子機器などに影響を与えることは知られていたが、「コロナ質量放出(CME)」は太陽の内部から大質量の物質がプラズマ状態で放出される現象で、1970年ころに初めて観察された。
コロナ質量放出の重さは、10億トンにも上り、速度は秒速30キロから3000キロメートルに達する。今回の観察で、CMEの放出によって太陽の周囲に漂う塵が吹き飛ばされ、黒い真空の箇所ができる様子を確認した。
CMEは地球に届くことは少ないと言われるが、到達した場合は人工衛星やさまざまなインフラ設備の電子機器などに大きな影響を与えると考えられている。

https://blogs.nasa.gov/parkersolarprobe/2023/09/15/parker-observes-powerful-coronal-mass-ejection-vacuum-up-interplanetary-dust/