パーカー・ソーラー・プローブは、今年実施された5回めの観測データを公開した。公開は、NASAの宇宙物理データ施設 (SPDF)と ソーラーデータ分析センター(SDAC)、 APLパーカーソーラープローブゲートウェイ、および4つの科学調査チーム(カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学)の科学オペレーションセンター 大学; ハーバード-スミソニアン天体物理学センター;および 海軍研究所からアクセスできる。
また、今年6回目の観測では、初めてサングレーザー彗星を観測した。サングレーザー彗星は太陽の極めて近くまで接近する彗星の通称で、熱で蒸発したり強大な潮汐力で分解されずに残るものは珍しい。これらのデータは来年1月に公開される予定である。このほか2021年は、地上の各国の天文台などと連携した観測が予定されており、大きな成果が期待されている。