来年もよろしくおねがいします

今年はコロナの年だった。何を書こうとしてもコロナの話になりそうだった。予約投稿なので「今年の漢字」や「10大ニュース」が何になったのか知らないでいるのだが、全部コロナがらみだったとしても不思議はないくらいだ。思えばCOVID19というくらいだから、感染もこれで2年越し。来年は間違いなく足掛け3年になるわけだが、新年の挨拶くらいは、コロナ抜きでいくつもりだ。そしてできる限り早く過去の話題になってほしい。通り過ぎてさえしまえば、世界中の人間が「あのときは大変だったと」と、共通して話せる史上初の話題になるのだから。

クリスマスツリー立てを磨く動画

自粛、自粛で過ごした2020年のクリスマスを飾るにふさわしい、超地味動画をどうぞ。
このごろYoutubeで、サビ落としの動画をお勧めされるようになった。古い道具類のサビを落として磨き上げるだけなのだが、日本にはない、しかも今は使われていない道具だったりするので、ちょっとした異国情緒とタイムトラベル気分が味わえる。

これは「クリスマスツリー立て」だそうで、かなりしっかりした構造で、デザインも風格がある。森に生えている樅の木を根本で切り倒して、そのまま室内で立てようとするので必要になる道具なのだが、日本人としてはいろいろ無理があるように思える。毎年切り倒して、使い終わったツリーはどうしているのだろうか。


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ともあれ、サビの塊だった物が分解され、磨いて塗装され、組み立て直される過程を見ていると、謎の道具の構造がだんだんわかってくる。プラスチック全盛の現代の道具と違い、磨けば何度でも生まれ変わるのは、鉄製ならではのものだ。当時でも安い買い物ではなかったはずで、いかにクリスマスを大事にしていたかが伝わってくる。
なんとも華のない動画だが、私は気に入っている。自宅待機中に、サビ落としでもしていたらけっこう満足だったかもしれない。

特訓!

「思い込んだら試練の道を..」という某アニメの影響か、いざというときは特訓というのが、我々世代の頭に染み込んでいる。そのせいか、後年の国民的アニメで主人公が、ピンチの際に力んだだけでスーパーなんちゃら人に進化したのには軽く失望したのを覚えている。特訓なきヒーローなどとうてい納得できなかったのだ。どっちにせよアニメの話だが。

社会人になって、仕事のスキルを身に着けようと思ったとき、特訓しようと考えた。そこで書店の新書の棚の前に立ち、テーマを選べないよう目をつぶって1冊抜き取り、1日で読み切るということ毎日続けたのだが、これは辛かった。大抵の本は一生縁がないようなジャンルのものなので、ちっとも頭に入らず、1行読んでは3行戻って読み返すような具合だったが、金がもったいなくてギブアップもできない。すらすらと頭に入る内容は先入観を後押ししてただけなので大した役に立たなかったが、3行戻りの苦行で得た知識は、後年なにかの折に思い出して役に立つことがあった。

ということで、バイオリンの練習についても、今年は特訓を計画していた。自宅だと10分も弾くとくたびれてやめてしまうので、カラオケで時間いっぱいやらざるを得ないようにしようと考えたのである。が、これは自粛せざるを得なくなった。なので来年ワクチンを打ったあかつきには、ぜひ再チャレンジするつもりだ。また、国の指定文化財である札幌豊平館のレンタルルームが1時間500円で使え、楽器練習にもどうぞとあるのを発見した。カラオケの次のステップはこれに決まった。ちなみに下手くそでも文化財への冒涜にならないか問い合わせてみたところ、OKと言って笑われた。