コール・ポーター(1981-1964)の作品。歌はエラ・フィッツジェラルド。

3月以来のパブリック・ドメイン名曲集である。好きな曲、知ってる曲は尽きてしまった感があるので、知らない曲だが、今聞いても「いい感じの曲」ということで。アーチストは、歌声になじみのあるエラ・フィッツジェラルドを選んでみた。チャーリー・パーカーの演奏動画もあったが、録音が古すぎた。結局コール・ポーターに何度目かのご登場を願うことになってしまった。
エラ・フィッツジェラルドといえば、スキャットのアドリブを入れることで、モダンジャズのボーカルのスタイルを確立させた人。ただし、この曲ではアドリブがない。スローな曲だからかもしれないが、楽器ならスローでもアドリブが入るので、まだスタイルができてなかった頃の録音かもしれない。
エラフィッツジェラルドの声は何故か落ち着きますね。聞いたことが無くても自然と耳に馴染むから不思議ですね。とってもきれいな声でも無く、ハスキー過ぎるわけでも無く、優しい音色が
BGMのように心地いいです。
当時は歌手もバンドもすべて生で、デジタル編集などもなかったですから、無添加自然食品という感じですね。