NASAのパーカー太陽探査機、19回目の太陽への接近を完了


NASAのパーカー太陽探査機は3月30日に19回目の太陽への接近を完了し、太陽表面から約451万マイル(726万キロメートル)まで接近し、自身の距離記録に並んだ。
この接近(近日点として知られる)は、3 月 29 日の協定世界時 2 時 21 分(東部夏時間 10 時 21 分)に発生し、パーカー太陽探査機は太陽の周りを時速 394,736 マイル(時速 635,266 キロメートル)で移動し、これもまた自身の記録に匹敵しました。宇宙船は4月2日に、メリーランド州ローレルにあるジョンズ・ホプキンス応用物理研究所のミッションオペレーターにチェックインし、宇宙船の設計と製造もここで行われ、ビーコンの音が良好ですべてのシステムが正常に動作していることを示した。

ここまでNASAのブログの抜粋。すべて順調ということで特に書くこともないが、そこが大したことだ。ちなみにNASAのブログにあるアニメーションを見ると、探査機はすでに出発地点である地球の軌道を離れて、金星と太陽の間だけで回っているのがわかる。何度も言ったり来たりしながら太陽に近づくさまは、まさに太陽系スケールの空中ブランコだ。

2 thoughts on “NASAのパーカー太陽探査機、19回目の太陽への接近を完了

  • 4月 14, 2024 at 11:12
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    我々には想像もつかないプロジェクトですね。太陽エネルギーは地球いや太陽系宇宙にとっては大切ですね。太陽光発電なども全ては太陽の恩恵ですから、もしも太陽に異変でも起きれば地球は滅亡するかも知れませんね。いや?地球以外でも。

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    • 4月 14, 2024 at 12:21
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      太陽にとってはちょっとしたことでも、我々には致命的なこともあるでしょう。こうやって調べていれば、百年後には対処できるようになるかもしれません。何もしないと、100年前のやつらは、戦争ばっかりで何をしてたんだ?といわれるかもしれませんし。

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