コードカード

私はヴァイオリンの練習のときに楽譜を見ない。まだまだ指の位置や弓の角度に目を光らせてないと変な音が出てしまうので脇見ができないのと、音符を読みとって即座に指を動かす、というような運動神経もない。メロディや運指を頭に入れてしまわないと何もできない人間なのだが、曲の流れというかコードの構成だけは知りたくなる。コードからちょっと装飾音を作ったり、できることならアドリブにつなげたいからだ。
そこで曲のタイトルとコード進行だけ記したカードを作ってみた。 カードはコンビニのプリントサービスでハガキに印刷するとちょうど良いように作ってある。止め方は、洗濯ばさみの挟み口部分にゴムのついたものがあったので、傷がつかないようにペグに取り付け、つまみ部分にカードを置いて両側からネオジム磁石2個で挟んだ。

撮影:エドウィン・ダン記念館(札幌市真駒内)

たあいもないものではあるが、曲のキーを何にしたら運指がスムーズになるか、いくつか探しだしたコード進行のうち、どのハーモニーが気に入ったかなど、自分なりの調査・研究の成果でもある。また、タイトルとコード進行だけなら著作権に抵触しない(多分?)ということで、例によって少々お恥ずかしいしろものだが、こちらに「テネシーワルツ」のコードカードの原本を置いておく。気に入っていただいてダウンロードしていただければ幸甚である。

香港が臨時政府を宣言

香港のデモが一向に収束の気配を見せない中、臨時政府が宣言されたという。これは事態の解決というより、軍の出動の口実となりかねない危険を含んでいる。そんなことを考えながら、ふと、いつも香港の中継映像に登場する歩道橋はどこだろうと、Googleストリート・ビューを見て驚いた。

そこにはデモの様子が映し出されており、路上でスローガンを書いた看板を立て、テントを張って泊まり込む、無数のデモ参加者の姿があった。私はデモ参加者の目線から彼らの間を縫って歩き、また360度見渡すことができた。
ただしこれらは、撮影日を見るとどれも2014年の雨傘革命の時のもの。ちょっと気が抜けたと同時に、5年前から解決どころかエスカレートしている香港の問題の大きさを考えた。そして、こうやって世界中が現場を見ている中でなら、かつての天安門事件のように、軍の出動と鎮圧だけで終わらない可能性も高いと感じた。

瀬取りを見つけて、豊かな老後

以前、ネット上のサイトで北朝鮮の瀬取りを発見したという記事を読んだ。それが下記のサイトだ。
●marinetraffic.com
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/centerx:126.3/centery:35.9/zoom:7
世界中の船舶の船類、現在地、目的地などがひと目で分かる。また、瀬取り船を見つけるヒントもある。

●北朝鮮関連船舶による違法な洋上での物資の積替えの疑い(防衛省)
https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/sedori/index.html
この文書で紹介されている船舶の番号を、上記のサイトで調べると、現在もなお活動しており、航海中のものもある。それらに今も違法な物資が積載されているとは言わないが、今にも怪しげな方角に針路をむけるのではないか、どこかの船と落ち合うのではないかと、ちょっとドキドキしてしまう。

●正義への報酬(米国務省)
https://rewardsforjustice.net/japanese/about-rfj/north_korea.html

北朝鮮による違法行為の情報に対し、最大500万ドル(5億4千万円)を提供するという、アメリカ政府のサイト。 聞くところでは、日本人の老後には2千万円の貯金が必要なようだが、正義への報酬があれば、豪邸を建てたお釣りだけで暮らしていけるだろう。

瀬取りと聞くと国際社会からの制裁が厳しくなり、追い詰められた挙げ句の行為のように思えるが、実際の違法な取引はちゃんと登記された会社が海運業者に発注して行われているという。そういう会社は産業見本市などにもぬけぬけと出展して、北の製品を展示していたりするらしい。瀬取りは、切羽詰まったというより、世界をなめてかかって雑なことをやりだしたということかもしれない。