モスクワ/アドミラル・マカロフ/シェヘラザード

ロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」に引き続き、フリゲート艦「アドミラル・マカロフ」も撃沈されたらしい。こうなるとまぐれや偶然ではなく、対空システムが崩壊しているということだろう。だとすれば、ロシア艦隊は今後も艦船を失い続けるかもしれない。
ところで船といえば、ぷーさんの所有する、世界第13位のスーパーヨット「シェヘラザード」がイタリアによって差し押さえられたらしい。2019年にできたばかりで、建造費は910億円。その分を対空システムの整備に当てれば、モスクワが沈むこともなかったような気がするが、軍事費であれなんであれ、自国のために自腹を切っていては、独裁者とは言えないのだろう。

ちなみに、独裁制イコール悪政のように言われるが、世界には独裁国家のほうがずっと多く、善政が行われているところも少なくない。特に途上国、弱小国なら、選挙を実施して議員に報酬を払い、議会を開催する費用があったら、海外留学経験のある王様と代々国に尽くしてきた大臣が、その金でさっさと学校の建設を決めてしまったほうがずっといい。時間と金がかかる民主政治は金持ち国用の高級品のようなもので、我々は幸いにもその恩恵に預かっているが、そうできない国を見下すのはちょっと嫌味かなとも思う。
彼の国のぷーさんも独裁者だから悪いのではなく、単に暴君が悪政を行っているのが問題なのだ。

縮尺はだいたいOKのはず

十八番(おはこ)をめざす

主にバック演奏の音源をかけながらバイオリンの練習を続けている。バックなしなら弾ける箇所も、演奏に合わせると指がついていかないなど、追い立てられながらだと最初はきついが上達も早いようだ。そして、最初は間違えずに弾けるようになったら別な曲に挑戦しようと思っていたのだが、それなりにできるようになると、弾ける曲を何度も弾く方が楽しいことに気が付いた。同じ曲の繰り返しであっても、ちょっと装飾音を入れてみたり節回しをかえてみたりしながらだと、いつまでも楽しく弾いてられる。

そうやって少しずつ変えていくと、いつのまにか間奏部分=アドリブができるのではないかと思う。アドリブについては、曲想に合うコードから音をピックアップするとか、とにかくプロのフレーズを覚えるとか、ネット上の音楽指導者がいろいろな方法を教えている。が、それもまた難しい。曲がりなりにも弾ける曲ができたら、何度も弾いて徐々に自分なりに作り変え、いつか間奏つきの十八番にできればと思っている。

パーカー・ソーラー・プローブの驚くべき成果

NASAのパーカー・ソーラー・プローブ計画のブログで、「驚くべき成果」と題した記事が公開された。毎回最新の情報を掲載していて、わかりにくい部分も多かったが、今回はこれまでの全容がまとめられていて読みやすい。

太陽はプラズマの塊ではっきりした地表がなく、徐々に希薄になっている。その大きさを科学的に見れば、地球から見える光球よりもずっと大きいらしい。パーカー・ソーラー・プローブは、その一部に直接触れて観測を行った。太陽は、太陽風をはるか遠くまで届けている。地球にも当たり前のように太陽光が届いているが、逆に地球から太陽に届いたものは、この46億年でパーカー・ソーラー・プローブが初めてだ。

宇宙船は、太陽に向けた1枚の断熱材の盾の背後に身を隠すようにして太陽に近づく。太陽の周囲は非常な高熱だが、宇宙船本体がそれほど熱くならないのは、家庭のオーブンの庫内が200度を超える高温になっても、中身を取り出す時に手が200度になるわけではないのと同じだと、動画では言っている。
その断熱材は炭素繊維でできていて、97%の空気を含んだスカスカの物質らしい。どうやって作ったのかもわからないが、常識で考えれば97%が空気なら、それは断熱材ではなく「空気」と呼ばれるべきじゃないだろうか。

ちなみにミッション名の”パーカー”は、太陽風を予測した物理学者ユージン・パーカー博士からとっている。NASAが生存する人物の名前にちなんで名付けた、最初のセッションだ。パーカー博士は2017年の打ち上げにも立会い、その後宇宙船から送られてくるデータもその目で見、2022年3月15日に94歳で亡くなった。
このミッションは1958年に考案されたが、それを実現するための技術開発に60年をかけているという。宇宙に関する出来事はとかく壮大なスケールのものが多いが、それに関わる人間のドラマも、なかなか壮大なのではないかと思う。

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