天安門広場の日の丸

実にいろいろなことを考えさせられる写真だ。かつて野田総理がいきなり尖閣諸島を国有化してから、急激に関係が悪化した中国で、こんな光景を見られるとは思わなかった。互いの問題点には触れずに、共通の利益をについて考えようという、戦後時間をかけて作り上げてきた中国との関係に、ようやく立ち戻ることができた。その昔、日中友好ムードが高まりつつあった北京で見た、天安門広場の空気が蘇ってくるような気がする。
ネットの上では、日本の40年に渡る対中ODAに喝采を送る中国人の書き込みも目につく。そして日本では、もうすぐ新しい元号が発表される。おそらく今度も中国の古典が題材になり、あらためて日本と中国の長い歴史を世界が知ることになるだろう。

ちなみに、この写真は共同通信社のサイトから無断借用したものである。著作権法上、非常によろしくないことだが、怒られるまで掲示させてほしい。今度から私は、天安門という言葉でこの光景を思い出すことにしたのだから。

北海道大停電/高層マンションと水運びシミュレーション

北海道大停電の期間中、自宅マンションの水道が止まった。幸いためておいた水が無くなる前に停電は解除されたが、その際に考え、今も考え続けていることがある。万一さらに断水が続いて給水車などが来た場合の水運びの問題だ。

住人のなかにはそもそも水の詰まったポリタンクを持ち上げられない人もいるだろう。これは高齢者や女性に限らず、若くても病気の人もいるだろうし、たとえ屈強な若者でも、頑張りすぎが原因で腰を痛めたりすることもありうる。特に若くて体格のいい男性には、どうしても無言の期待が集まり、頑張ってしまうことになりがちだ。重量物の運搬はプロフェッショナルなスキルの必要な仕事で、そういう業界では入社と同時に研修を受け、たとえ床に落ちた1枚の紙を拾うにも、正しい姿勢と力加減ができるよう体に叩き込まれる。その経験がない業種の人間は、たとえ若いスポーツマンでも、いきなりの水運びは高いリスクを負うことになる。

そこで高層マンションの住人の労力とリスクが最小になるような、水運びの手法がないか考えている。ざっくりしたイメージでは、各階の住人が、部屋番号を書いたポリタンクを階段スペースに置く。エレベータが止まって階段を降りる人は、例えば自分の階の階段スペースに空のポリタンクがあれば、これを1階下まで下ろす。逆に昇る人は、自分の階の下に水の入ったタンクがあれば、これを1階分だけ上に運ぶ。極端に言えば、自宅のタンクさえ自分で運び切らずに、このシステムに乗せてしまうことで、みんなが1回の昇降につき、1階分だけタンクの上げ下げだけで済むようにならないかと思う。また、断水になったら、ためた水があろうとなからろうと、全戸が空のタンクを階段スペースに置く。これで、一種の生存確認ができる。なんとかそういう簡単なルールだけで、いつの間にか全タンクが満タンで所定の階に運ばれるようにならないかと考えている。
まだまだざっくりした話だが、こういうビジネスの関わらないことは、誰も真剣に考えてくれない。だから本当は、自分がもう少しだけプログラムができたら、簡単なシミュレーションを行えるのにとも思う。

英国でスターになった日本の植物 / ギボウシ

ギボウシという植物がある。

日本の古い家ではよく裏庭に植わっているので、名前を知らない方も、画像を見ればあああれかと分かると思う。日本や中国に自生していた日陰を好む植物であり、シーボルトによってヨーロッパにも紹介されている。日本ではそれほど珍しい植物ではないが、イギリスに伝わると大人気になった。

というのは花の形が騎士の象徴であるユリで、葉の形がハートだったので、合わせて「騎士道精神」という意味になったためである。もともと日陰を好む植物でイギリスの気候に合っていたこともあり、貴族の庭園に盛んに植えられ、品種改良も行われた。今では日本へも多くの新品種が里帰りしているという。

トイレの窓から見かける植物というイメージだったが、英国貴族の邸宅で、いわゆるイングリッシュ・ガーデンのスターに大出世とは、見る人が見て場所を得れば、日陰の身でも文字通りひと花咲かせることができるわけである。

消費税増税カウンター

2019年10月1日から、消費税が10%に増税される。2014年に8%に増税されてから5年というのが短いのか、長いのか。経済の腰を折ってしまうのか、それとも耐えられるだけ堅調なのか。決まっちゃったものはしょうがないので、せめて楽しみにするしかない。ということで、右メニューに消費税カウントダウン・タイマーを設置してみた。
考えてみれば、人生そのものが長丁場のカウントダウンである。いつまでもあると思うな親と金。無いと思うな消費増税。欲しいものがある人は、この際買ってしまっては?