日本経済再浮上!

どうやら日本経済は本格的に再浮上しつつあるらしい。今頃そんな事を言ってるのという人もいるかもしれないが、何しろ地方住みだと、なかなかそこまで断定できないでいた。が、ここ数年は空気が変わってきたと感じるようになり、今年の元旦の記事は景気良くこのタイトルで行こうかと思っていたほどだ。もっとも昨年はミサイルのせいで楽観的な気分ではいられなかったが、最近はモノが売れている、ディスカウントからプロパーに売れ筋が移りつつあるという話題を目にするようになった。

企業にとってはこれからが正念場で、モノが売れる時代になった、じゃあうちも売ろうかでは遅いだろう。ましてや今までと同じことをやっていて、黙って業績が上がることはない。経済成長期、バブル期でさえ、あらゆる企業が儲かっていたわけではなく、多くの企業が、チャレンジに抵抗感がなかったから、業績を拡大させた企業が多かっただけのことだ。十年一日の経営をしていたところはちゃんと潰れたが、そのことが話題にならないのは、彼らが発言権を失ったからだ。業界全体が伸びていても、ライバルだけが強くなってるのでは、かえって環境悪化したことになる。もっと早く、もっと強く、もっと大胆に。いまからやることは沢山ある。

これから32年ぶりの、しかも大葬なしの改元、そして22年ぶりのオリンピックと慶事が続く。不況の中に生まれた若者にとっても雇用環境が改善してきた中で、国をあげてのお祭りを体験することになる。外国人観光客も、2020年までの目標を先取りで達成しそうだ。これらはすべて”人が動く”出来事だ。関わる人間が少ない半導体の景気が良い、などとは別次元のダイナミックさがある。時代に合わせた変化ができるかどうかが大切だ。

ブリッジの調整マニュアル

バイオリンを買って2年と少々。この間、「毎日練習できないなら、ケースを開けて見るだけ、触るだけでもしよう」と決意を固め、それなりに継続して練習してきたのだが、記事に書くような成果がない。やった分だけのことはあると思うのだが、ただの普通の下手くそというだけだし、動画をアップする気もない。そこでネット上のバイオリン情報のいち部を紹介する。

ネット上にバイオリンの情報は非常に多い.寸法を詳細に記した古い図面も多いことから,昔から規格化,工業化された楽器なのだと思う.もちろん機械化ではなく、職人がずらっと並んだ手工業である.有名なストラディバリなども,規格化で品質の安定に成功した,当時の大メーカーだったのだろうと思う.

今回取り上げるのはそんなネット上の資料で,バイオリン類のブリッジの削り方と据え方について詳しく解説したもの.どういう人が書いた,どれくらい価値のあるものかはわからないが,勉強も兼ねて翻訳してみようと思う.が、ここに書いたのはごく一部。まだまだ先は長く、根気は少ない。挫折するだろうなあ。

「プロ品質の楽器への、上質なブリッジの取り付け」By Lars Kirmser
FITTING A FINE BRIDGE TO A PROFESSIONAL QUALITY INSTRUMENT


ブリッジの調整

必要な道具と物

・ベルトサンダー

ブリッジ固定器
参考画像/ブリッジ固定器

・鉋(スタンリー製9.5インチ)
・ヴァイオリンナイフ(5mm、10mm、15mm)
・String Height Projection Sticks (complete set)
・ブリッジのテンプレート(完全セット)
・棒ヤスリ(or equivalent)
・細い金属ヤスリ
・金ヤスリ(中目)
・ブリッジ固定器
・紙やすり
・亜麻仁油(オプション)

タイトボンド
参考画像/タイトボンド

・アンモニア(オプション)
・クッキングシート
・木工用タイトボンド

バイオリン属楽器のブリッジは、独自のグレードのメープル(カエデ材)で作られる。選ばれたカエデ材は、正確に4分の1にカットされ、最終的には、「フレーク(薄片)」として知られる特徴的な形にされる。
バイオリン属のブリッジは楽器の上に乗っているだけで,接着されているわけではない。ブリッジの上に張り渡されている弦の張力で、押さえつけられているだけだ。ブリッジは、振動を弦から楽器の中空の空間に伝える最も重要な経路の一つだ。ブリッジを削って設置する際の精度は、その楽器の音色の性格と品質を大きく左右する。
多くの重要な標準が慎重に注意を払われるべき場所では、多くのプロセスは非常に明確であるが、そのプロセスの中には、楽器製造者が彼自信の「サイン」を、調整したブリッジに刻む自由も含まれる。
ブリッジの調整は、趣味の良さと、すべての技術の標準が首尾よく満たされている限り、修理専門家が自分のサインを作品に刻める数少ない機会だ。


(訳注)
タイトボンドは、木製品に使われるもので,いわゆる木工用ボンドより強力らしい.東急ハンズなどに置いてあり,ネットでも手に入る.が,削って置くだけのブリッジ調整作業の,どこで使うのだろう.

Take the ‘A’ Train

まさかのA列車がパブリック・ドメイン!てっきりデューク・エリントンの作曲だと思って、確かめもしなかった。(エリントンは1997年没のため、作曲者の死後50年という、権利保護期間内)が、これはビリー・ストレイホーン(1912-1967)に依頼した曲だった。新春第一回にふさわしい、ビッグタイトルのご紹介である。

ただし、こういう場合にパブリック・ドメインといえるのかどうか、専門家ではないので責任は持てない。特にアメリカは、TPPで著作権保護期間を70年に延長しようとしてる、とも言われているので、油断大敵である。ともあれ、この曲は作詞作曲ともにストレイホーンなので、今回は歌詞まで掲載してしまおう。

You must take the “A” train
To go to Sugar Hill, way up in Harlem
If you miss the “A” train
You’ll find you missed the quickest way to Harlem

Hurry, get on, now it’s coming
Listen to those rails a-thrumming all aboard
Get on the “A” train
Soon you will be on Sugar Hill in Harlem

You must take the “A” train
To go to Sugar Hill, way up in Harlem

You must take the “A” train
To go to Sugar Hill, way up in Harlem
If you miss the “A” train
You’ll miss the quickest way to Harlem

Hurry, get on board, it’s comin’
Listen to those rails a-thrumming all aboard
Get on the “A” train
Soon you will be on Sugar Hill in Harlem

Harlem, boy
Next stop is Harlem

Next stop, Harlem
Come on, get aboard the “A” train

Get aboard
Next stop is Harlem
Take the “A” train

自動運転用の、人工知能開発を手伝うことになった話

ついにおかしくなったと思われても仕方のないタイトルだが、自動運転に関する研究と開発が、メーカーの研究所だけでなく我々の身近でも行なわれていて、しかも知らないうちに協力しているという話。

さて、ウェブサイトに問い合わせしたり、自分のアカウントにアクセスする場合に、下記のようなチェックをさせられたことはないだろうか。
これは機械が読み取りにくい文字を入力させることで、アクセスするのがプログラムではなく人間であることを確認するためのものだ。では最近、同じような確認画面で下記のような画面が出るのに気がついただろうか。
9つの画像のうち、「道路」だけをクリックさせるもので、目的は上のものと同じ、人間であることを確認するためのもの。標識だけをクリックさせるなど、いろいろなパターンがある。実はこの認証作業が、車の自動運転を行う人工知能に、道路環境を覚えさせるための教育になっているという。

複雑な要素が絡み合う公道での運転は、そう簡単に自動化できないし、あまり安易にやってほしくないところだ。また、人間がプログラムしたところで、あらゆる場合を想定した反応を用意することはできない。そこで、自動運転用の人口知能を開発して学習させるための人工知能を作り、人間が直接タッチせずに、新しい人工知能の開発とテストを繰り返させている。その一端が上記の認証システムだそうだ。

無数の人間が、アクセスの際の認証作業をすることで、同時に人工知能が交通環境を学習させる。人工知能を作っては廃棄し、より高度な判断力を持ったものを育てていくらしい。こういう風に人工知能に場数を踏ませて学習させることを、ディープラーニングというらしい。我々個人が日常的な操作を通じて、自動運転実現の鍵を握っているというのが今回の偉そうなタイトルだ。

発展したシステムは理解不能なブラックボックスになりやすいが、開発のごく初期は、単純でわかりやすい事柄からスタートする。いつか自動運転が登場しても、当初いろいろな事故を起こして、その犠牲の上になんとか使えるものができるのではないかと考えていたが、どうやら開発者はそのへんも読み込み済みだ。ちゃんと地に足の着いた、地道な作業から手がけているらしい。

潜没潜水艦を発見

まずは、防衛省の発表から。

潜没潜水艦及び中国海軍艦艇の動向について(第1報)
1月10日(水)午後、海上自衛隊第6護衛隊所属護衛艦「おおなみ」(横須賀)及び第5航空群所属「P-3C」(那覇)が、宮古島(沖縄県)の東北東の接続水域を北西進する潜没潜水艦を確認しました。
その後、当該潜水艦は引き続き北西進し、1月11日(木)午前、宮古島の北北東の接続水域から出域、東シナ海に進出しました。さらに、当該潜水艦は1月11日(木)午前、大正島(沖縄県)北東の我が国接続水域に入域したことを確認しました。

潜没潜水艦とは、水中に潜んでいる潜水艦のこと。隠れて攻撃ができる戦闘状態にある、ともいえるが、「ありゃ、発見されちゃったの!?」と、世界中で大笑いするところでもある。

潜水艦の特長は隠密行動だ。海中はレーダーも電波も使えないので、一旦潜ってしまったらまず発見できない。アンテナの先でも水中から出さない限り、味方と連絡を取ることもできない。だからいきなり東京湾に浮上して、誰にも邪魔されずにミサイルをぶっ放すこともできる。
その代わり、一旦発見されたら非常に弱い。味方にさえ見えてないのだから、発見したという発表をしないで、そのまま撃沈してしまっても誰も文句は言えない。次に無線連絡をしてくるまでどこで何をしているのかわからないのだが、その連絡が永遠に来ないだけだ。
どこの国の潜水艦か発表してないところもポイントで、もちろんあの国だとわかってはいるのだが、「どこの誰か知らないが、潜水して近づくととんでもない目に会うぞ」と警告しているわけだ。

日本海は、日本の潜水艦作戦の独壇場だ。大分昔に海上自衛隊の幹部の講演を聞いたことがあるが、日本海で何処かの潜水艦が潜望鏡を上げたら、その瞬間戦闘機と護衛艦が駆けつける体制ができているそうだ。とにかく潜水して航行する潜水艦は敵なので、冷戦時代は、米ソを問わず、潜水艦を見つけ次第追いかけ回して相手の音を録音し、ソナーを当てて追い払っていたという。レーダーの使えない水中では、潜水艦の発する独自の音が頼りなので、それを録音されてしまうと自分の動きが筒抜けになってしまう。さらにソナーを当てるというのは、魚雷の狙いをつけたぞということだ。

発表では11日午前中に発見とあるが、間違いなくそれよりずっと前に見つけていただろう。日本の潜水艦が後を尾けていたかもしれない。日本の潜水艦といえば、こと日本海では乗員の技術は世界一なうえ、世界で一番深いところから発射できる魚雷も持ってる。そして対潜ミサイルや魚雷をたっぷり積んだ護衛艦まで加わって、まる1日追いかけ回したのである。某国の船員は、生きた心地もしなかっただろう。丸裸にされ、背中からバンバン威嚇射撃をされながら逃げ惑うようなものなのだから。