なんだか意味不明なタイトルだが...
若い頃、お年寄りというのは体の衰えや体調不良に、長年慣れっこになっているのだと思っていた。そして不調や痛みなどを感じつつも、泰然と生きているところが高齢者の貫禄なのだろうと思っていたのだが。いざ自分が歳をとってみると、慣れどころか、日々新しい衰えを発見して驚いてるほどだ。
情けないことだが、不得手なことはそれほど衰えず、がんばれば新しい知識や技術を身につけることさえできるのに、長年鍛えた得意分野ほど衰えが来る。これは例えば、生涯一度も自転車に乗ったことのない高齢者でも、練習すれば乗れるようになることもあり得るが、往年の競輪選手が全盛期のスピードで走ることはできない。そんな感じである。ただし、全盛期のレベルが非常に高かった分野は、急速に衰えたとしてもまだまだ高いところにいることもあるような気はするが。
言い換えれば、年寄りの生活は日々目新しいことが起こる。実にエキサイティングだ。
「腰が痛くなってきたぜ、ワオ!」
「耳が遠くなってきたぜ、イエイ!」
てなもんである。
音楽もアップテンポの物はムリですがスローバラード的なものなら、まだまだ大丈夫でしょう。ギターなど楽器を身近に置いて時々触っていれば衰えのテンポもスローになるのでは?
音楽をやってた人間も言ってましたが、スローは難しいですね。テンポよく次々と音を出し続けるのは多少間違ってもゴマカシがききますが、間をとってゆったりというのは、タイミングをつかみにくいですね。早すぎても指が動かないですが、100から120までのあたりがやりやすいようです。
歌がうまくなるのが一番手軽だと思いますね。適度な運動にもなるし。自分が楽器をやってるのは、歌が下手だからだと言った人もいたくらいです。
若年寄マーク?いいですね。つまりまだ初心者と言う訳ですね。病院で採決や検尿やレントゲン撮影で「どこも悪くないですね?中性脂肪の数値だけが特に高いですね」と。だからどうしろでも無く帰されてしまう。しかし本人は確実に歳を感じてしまう事があるのです。例えば毎朝の入浴時に浴槽をまたぐ時にちょっと足が引っかかったり。これまではこんな低い浴槽など気にもしていなかったのに?である。高齢者が室内でつまづいて転ぶケースを聞きますが、つい最近まで他人事と思っていましたね。
足のひっかかりはありますね。簡単な動作でも、複雑な動きの連携プレーだったんだなと感じます。