まぼろしのレジ対決

スーパーのレジに並んだとき、レジ係のチェックが遅いとがっかりする。バーコードがうまくスキャンされず、商品をひっくりかえしたり、シワを伸ばしたりしたあげく、精算済みカゴの中を入れ替えたりする。別な列に同じ頃に並んだ客が、すいすい前へ進んでいくのを見るのも面白くない。一方で、スキャナーの前でほとんど手を止めずに、右から左へ通過させてゆく熟練者もいるので、モタついてる係に当たると損をしたような気になってしまう。チェックの速さは圧倒的に男の係のほうが遅い。若ければ若いほど遅く、中年男だとさらに遅い上、いらん挨拶までして客をイラつかせる。
そんな遅い列に並んでしまったら、「自分なら、次の商品に手を伸ばす時にバーコードの位置を見て取って、スキャナの前でいじくりまわしたりしないだろうね。いっそ、自分にやらせてくれないかなあ。あっという間に終わらせて見せるんだけど」などと思ってしまう。

さて、コロナ対策で客との接触機会を減らそうとしてるのか、最近スーパーのセルフレジが増えてきた。これは日頃(脳内で)鍛えたレジ打ちの腕の見せどころと、ワクワクしながらチャレンジしたのだが...。ごめんなさい、もう二度とプロの仕事にケチをつけたり、できもしないくせに生意気な口をきいたりしません....。

4 thoughts on “まぼろしのレジ対決

  • 11月 12, 2021 at 11:47
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    「今、持ち合わせが無いからツケておいて!」とか言えばカメラが作動して「承知しました!」とかですか?その場合、人間にICチップでも埋め込んでおかないと逃げられそうですけどね。コーディネートは大型ディスプレイ上で組み合わせて見れる方法はあるみたいですが、サイズ探しとなれば、先ずは人間を360°瞬間MIR撮影してシルエットを解析してからですかね。

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    • 11月 14, 2021 at 21:46
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      ツケがきくなら、主婦が値切るようになるかもしれませんね。服屋では、試着室に入らずに手にとった商品を着た姿をスマホに映し出してくれるアプリができるかも。しかも自動的に美男美女に修正するとか。それで売りつけたら、詐欺になるんでしょうかね。

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  • 11月 12, 2021 at 10:20
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    何と?今朝寄ったセブンイレブンでも店員がスキャナーでバーコードを読み込むと、支払いは大型スーパーなどでも導入の自動支払機です。店員は一切お金に触る事も無く、むしろ画面のボタンを押したりお金を入れたりするのは私たち客側です。ややこしいお釣りの計算の必要も無く店員はアルバイトでもラクラクでしょうね。それに無駄な会話も減るでしょうから効率的ですね。お金の管理もラクなんでしょうね。そのうちに、コンビニも、スーパーの一角にある設備のように、バーコード読み取りから支払いまで全てを客がする事になるのでしょうね。便利さの裏側で、アルバイト募集も減る一方ですね。

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    • 11月 12, 2021 at 10:42
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      機械がお金を払ってくれると、もっといいんですが。衣料品はメーカーによってサイズがまちまちだったりしますから、スキャンしてピッタリのサイズを探してくれるといいですね。

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