先日ワイドショー番組で、ダイヤモンドプリンセス号のツアー特集を見て、ほっとした。DP号は御存知の通り、コロナ騒動の舞台になった豪華客船である。豪華客船と言っても本当の大金持ちは自分のクルーザーがあるから、乗客はツアーを生涯の夢として働き続けたような人も多い。が、あの状況ではキャンセルした人は多かっただろうし、定年に向けて、準備してきたことがご破産になった人もいたはずだ。そういう人たちの夢が潰えてしまった。毎日テレビで子どもに向かって「サンタクロースはいない」というような酷さだった。
ツアー参加した人はさらに悲惨で、感染した人はもちろん、しなかったにもかかわらず長期間拘束され、無事帰宅した人がいたが、その後一切顔を見せなくなった。乗員、乗客、海運会社を始め、帰港禁止処置への批判を浴びた役所まで、誰にも責任のない、被害者しかいない出来事だった。それだけにメディアに普通にとりあげられるところまで汚名が雪がれたのは、明るい話題だと思う。
タイタニックでさえただの物語になった。DP号も、新たな夢の旅路へと船出していたわけである。
サックスとトランペットなど管楽器は好きですが音が大きいので家でと言っても地下室の自室でさえ練習も遠慮がちです。夏場は出来ませんが、寒くなれば閉め切ったクルマの中での練習ですがミュートを装着するよりは遥かに楽ですが、練習時間も無く一向に上手くなりません。
最近、自分はなぜこんなことを知ってるんだろうと思うことがあります。よく考えると資格やスポーツ、読書など、中途半端にチャンレンジして三日坊主で終わった、ほんのちょっとしたことが残ってるんですね。チリも積もればなんとかで、そういうささいなもののほうが、成し遂げたことより多かったりします。楽器も上手くなくても、案外いい味が出てるかもしれませんよ。
船と言うより豪華ホテルですね。しかも飛行機に乗り継がなくても外国の港まで連れて行ってくれますからね。歩き回る事が苦手になった高齢者にとっては実に楽な観光ですね。しかも船内で毎日のようにアトラクションもあり、積極的な人なら参加も出来ますから退屈しないでしょう。でも引っ込み思案の人にとっては海ばかりで退屈かも知れませんね。作家などなら船室で執筆に集中できて、疲れた時には息抜き出来て良いかも知れませんね。一度味わってみたいですね。私は本州への1万トン級フェリーにはクルマと共に何度も乗って居ますが旅館とホテルくらいの違いなんでしょうね。
サックスを買うのも豪華客船に劣らない夢だと思います。調べてみるとDP号の旅費だけならYAMAHAかヤナギサワ程度で、セルマーよりずっと安いです。以前はそれが当たり前でしたから、PLAYTECH製品などの登場は「抽選でDP号の旅が当たった」のと同じくらいラッキーだと思いますね。
復帰して居ましたか?乗船募集に漕ぎつけるまでも大変だったでしょうね。大抵の人は未だ記憶に新しいでしょうからね。でも考え方によっては、そんな事件が有ってこそその対応の見事さやその後の安全対策にも万全を期しているとの推測も出来る訳で、乗客は正しい選択をしたとも考えられますね。
豪華客船の旅は代表的な老後の夢なので、行かない人にとっても意味があると思いますね。豪華客船か世界遺産の旅か、それともサックスを買おうか、夢のある選択肢として重要です。なので、あの事件の後は、船旅は実は退屈で不便だというような身も蓋もない情報が流れるようになり、残念な思いでした。でも、タイタニックの事故を乗り越えて快適な旅のイメージを作ってきた業界が、またがんばり出したんだなと思って安心しました。