李子柒 / スイカ ブドウ

今回の李子柒は、スイカとブドウ。ツル物つながりかも。

知人が家庭菜園でスイカを作っている。と言っても苗を一株くらいだが、あの縞模様はかなりカモフラージュ効果が高いらしく、花が咲いたのはすぐわかるが実は随分と大きくなるまで気が付かないらしい。毎日畑を観ていて、ある日突然足元にスイカが転がっていて驚くという。
また、収穫のタイミングが難しいらしい。栽培初年度は素人はそれほど大きくできないだろうと、適当に収穫したら中心までの半分くらいが白かった。また別な年は、雨が降ったら一晩で破裂した。そのギリギリを見極めるのが面白いらしく、普通の断面のスカができたときには、わざわざ見せに来た。スイカはギャンブルになるらしい。

動画では、赤い部分はもちろん、白い部分を料理にしただけでなく、表面の緑色の皮まで干してお茶にしていた。今回はなかったが、スイカの種は中国の定番おやつだから、まるごと食べ尽くせることになる。

ブドウは生食品種なので、発酵させるには糖分が足りないため、角砂糖で補い、イーストを入れていた。イーストは入れなくても、皮の天然酵母だけで発酵する。パンづくりをする人なら知ってるだろう。

ちなみに、日本で動画のやり方でぶどう酒を作ると、酒税法違反になる。10年以下の懲役又は100万円以下の罰金である。だから私もこればかりはやったことがないので、ちっとも懐かしくない。生食用品種ではうまく行ったり行かなかったりするので、砂糖を入れることを思いついたら、酒屋の友人に「それは『補糖』と呼ばれる技術で、日照時間が少なく糖度の高いブドウがとれないドイツなどでのワイン造りでは一般的」と感心された、というような良い思い出も、ない。

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