運動不足と多すぎる制約

マンションで生活していると運動不足になりがちだ。戸建ての人が「今日は雪かきしてきたよ」というのを聞くと、楽で良かったという反面、多少疲れても雪かきで体を動かしてるほうが健康的なのではないかとも思う。だからといってランニングと称して目的もなく走り回ったり、疲れるために金を払ってジムへ行くというのも抵抗がある。

一方、管理人さんの仕事は大変だ。住民に高齢者が増えるにつれて、いわば介護的な雑用まで増えてきて、時間もおかまいなしに仕事が舞い込んでくる。その様子を見ていると、自分が庭の掃除程度の雑用を無償で手伝ったら、自分の運動不足解消と管理業務の負担削減の一石二鳥なのに、と考えることがある。
がこれは簡単なことではないのに気がついた。まず、私のほうはあくまで余った時間や気分転換にしか手伝えないので、作業要員としてあてにできないし、拘束されても困る。また、万一私が共有部分を汚損した場合、管理会社が責任を負えない。駐車場の車も同様である。私が作業中に具合でも悪くなった場合、自業自得ではあるものの、かえって迷惑をかけてしまう。また、多くの住民のなかには、作業が減った分管理費用を削減しろと言い出すのも出てくるかもしれない。そう思うと、管理組合、管理会社とも受け入れられないだろうなとは思う。

マンション生活者のための新しい生活改革として、メディアでキャンペーンを行ったり、それ用の保険商品を開発するなら、そこそこの話題作りにもなって面白いとは思う。だが、そういう大げさなことじゃなく、ほんのちょっとしたことを、思い付きだけで出来ないというのは、どうにも窮屈な感じがする。



5 thoughts on “運動不足と多すぎる制約

  • 1月 25, 2019 at 13:38
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    ありました。バイオリンが地紋になっていました。身体を動かしながらもデスクワークは難しいですね。むしろ、現代人にそんな要望も多いはずですから、デスクをマシン化して時々トレーニングにも使えるようにすれば良いのでは?。例えば、ウォーキング・マシンになったり、手足のウエイトトレーニング・マシンになったり、運動量や消費カロリーも記録されたり、発電・蓄電機能も。

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  • 1月 25, 2019 at 11:45
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    体を動かすのとデスクワークと、ちょうどバランスが取れてて、一生できる仕事ってなんでしょうね。少なくとも、私のはちがいますね。

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  • 1月 25, 2019 at 00:13
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    テーマが変更されていたのに驚きました。でもテーマにバイオリンが無いのがちょっと寂しいです。でもマメですね。マンションだからこそ、そんな貴重な時間も持てるのでしょうね。昔の夢は郊外に住んでも街中にアトリエを持つ事でした。誰にも邪魔されない空間で絵を描いたり、楽器をいじったり、詩を詠んだり、デザインに没頭したり。

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  • 1月 24, 2019 at 06:32
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    郊外に住む僕は、都心のマンションの方々が羨ましいですね。第一に自分の時間を多く持てるからです。通勤に毎日往復2時間かけて数十年間も都心に通っている時間の無駄は大きな差を感じるからです。除雪は夕べも、今朝も出勤前のこれから始めますが、これは医者から運動不足を指摘されているのですすんでやる事に決めています。むしろ夏より運動している感じですね。一時はジム通いもしましたが長続きしませんでしたね。年取ってからの無理な運動は控えたほうが良いと思ったからです。歩く程度が丁度良いですね。そう言う僕もクルマばかりですが。

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