Fu*ck Y*uの正しい使い方

Fu*ck Y*uという罵倒がある。これを挨拶代わりに言うような映画ばかり観ているせいか、それほどひどい言葉には聞こえないが、英語圏ではかなり下品な罵倒らしい。なので、一応伏せ字にしてみたのだが。

英会話教室を経営するカナダ人の知人のエピソードだが、彼は住んでいるマンションの他の住人との間で、ちょっとしたトラブルを起こしたことがあった。相手は弁護士だったらしく、解決後もことあるごとにあら捜しをしてきた。目をつけられたらしい。ある日路上で車を洗っていたら、そのことに文句をつけてきたという。
知人は大学院でENGLISHを修めた英語のエキスパートで、温厚で快活な欧米人ならではの好人物である、その彼は、相手のネチネチ攻撃をこの一言で黙らせてしまった。

生きていれば、時に他人との諍いも避けられない。相手の屁理屈に対して、つい言い返して論破してやりたくなるが、話し合うこと自体バカバカしいようなときは、バッサリ打ち切ってしまうのもありだ。私はその話を聞き、単に言葉だけでない、魂のこもった英会話とは何かを学んだのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です