ペグでの調律

バイオリンの調律は難しい。ギターのようにギヤ式ではなく、ヘッド部分の穴に木製のペグを差し込んでるだけなので、少しずつ回すことができない。木と木の摩擦だけで止まっているので、弦が巻き戻らないよう、相当きつく押し込まなければならない。ペグのつまみ部分も小さいので、力が入りくいし、手が痛くなる。トルクを与えてやればよいだろうと思って、小さなレンチで挟んで回してみたが、簡単に回ったがするりと抜け出てしまった。押し込み方向に力をかけられないからだ。

そこで激安バイオリンには、4本の弦の底部にファインチューナーがついていた。ペグで大まかに合わせたら、このネジで細かく調節するのだ。ところがなぜかまっとうなバイオリンには、このファインチューナーが、1本の弦にしかついてない。2台目のバイオリンもそうなっていた。残り3本の弦はペグだけで調律するものらしいのだ。全部の弦にファインチューナーを取り付けようかとも思ったが、女性バイオリニストもやってるのだから、ちょっと頑張ってみることにした。それでわかったのだが、弦はたいてい低くなっている。そこからじわじわと巻き上げていくのは不可能なので、まずちょっとだけ緩める。これは簡単に緩むので、そこからえいやっと一気に巻き上げる。止まった位置で当たればOK、違ってればまた緩めてえいやっとやる。これを繰り返すのだ。やっていればそのうち当たるが、何度やってもコツや熟練には関係ないような気がする。

Parker Solar Probe発射ウィンドウが8月23日まで延長

NASAとそのミッションパートナーは、2018年8月23日(以前は8月19日)まで、Parker Solar Probeの発射ウィンドウを延長することを承認しました。 宇宙船は2018年8月11日の午前3時48分に45分の窓口で打ち上げ予定である。
Parker Solar Probeは、フロリダのケープカナベラル空軍基地の宇宙発射複合施設37から、デルタIVヘビーロケットを使用して打ち上げられる予定です。

8/2NASAのブログより

※発射ウィンドウとは、ロケットを発射できる期間のこと。例えば宇宙ステーションとドッキングする場合、お互いの軌道が重なる時期を通り過ぎると、また1周するまで待たなければならないが、この発射可能な期間のことをいう。日本の月探査船「かぐや」の場合は、この発射ウィンドウがわずか2秒だったという。今回の発表は、打ち上げ予定日は変わらないが、調査の結果発射可能期間が延長されたというニュースである。

Parker Solar Probe ロケットに設置

2018年7月30日、NASAのParker Solar Probeは、ペイロード・フェアリング内に固定され、フロリダ州タイタスビルのアストロテック宇宙事業からケープカナベラル空軍基地の宇宙発射複合施設37に移されました。翌日、この宇宙船は持ち上げられ、垂直統合施設にあるUnited Launch Alliance Delta IVヘビーロケットの上部に取り付けられました。

Parker Solar Probeは、太陽に触れるという使命を込めて、打ち上げの準備をしています。宇宙船は、その表面から約400万マイル離れた太陽の大気に直接移動し、その革新的な熱保護システムのおかげで、宇宙船がこれまでに来たものより7倍以上近接します。このミッションは、コロナと呼ばれる太陽の外気を通って、最も接近して観測を行います。ミッションは、コロナの理解とプロセスが最終的に地球の近くの空間にどのように影響するかを調査します。

8/1 NASAブログ(Linda Herridge)より