李子柒 / 更新停止中

これまで何度か動画を紹介してきた李子柒シリーズだが、1月20日の綿打ちの回を最後に突然更新が停止している。おかしいと思うようになったのは 最近だが、中国のネット上ではしばらく前から話題になっていたようだ。常時数十台のカメラに監視されていて、引っ越したというような話もあったが、あてにはならない。
本当に更新停止中だとしたら、場所が中国だけにコロナが気にかかる。動画の舞台である四川省でも538人(3/14現在)の感染者があり、動画ではおばあさんも登場している。画面ではウィルスには程遠いのどかな山中だが、四川省は9千万人もの人口をかかえ、人口密度は北海道の3倍ほどもある。

そこでさらに詳しく検索すると、本人がコロナに感染したとも取れる書き込みがあった。また具体的に武漢の病院名を出して、マスクや防護服をいつどれだけ寄付したというような具体的な情報もあったが、それもまたネットの話である。
個人ブログでは、たまにこういうことがある。ドメインを持ち、サーバーを利用していれば、本人に何かあって支払いがなくなればブログも消滅するが、SNSなどではいつまでも残る。「思い切った発言」をしているブログなど、それまでの記事を残したまま突然更新停止することがある。

コロナだとしたら、あれだけ健康的な食事をしていても助けにならないし、非常事態宣言で動画でも見て過ごそうと思っても、そこにも影響が出たわけである。パンデミックというのはとてつもないものだと思う。

ニューヨーク・グリーンマーケットから見えてくる、都心部のコロナ対応

ニューヨーク市では、40年以上前から毎週4日間、「グリーンマーケット」という屋外市場を開いている。ここでは周辺の小規模農家や食品生産者の商品が、地域住民に提供される。商品の多くは無農薬、オーガニックで、また、パプリカ類だけでも数百種というように、スーパーに並ばない作物があるのも特色だ。
ここには、近隣の住民のほか、一流レストランのシェフも顔を出し、そこから新たな食材を使った新たなメニューが開発される。ザガットを生んだ美食の都ニューヨークの原動力のひとつである。

そのグリーマーケットの運営組織GrowNYCからのメールによれば、今回のCOVID-19に関して、市衛生局からの新たな指示がない限り
・スタッフの手袋着用
・体調不良者の自宅待機
・消毒剤の設置
などの行動指針に基づいて、開催を続けることにしたという。

ニューヨーク・グリーンマーケットがごく一般的な対応策で開催し続けられるのは、屋外ならではのことである。我々は非常事態宣言中でも食品を買わなければならない。今回の騒動で中心部はすっかり人影がなくなったが、スーパーは郊外に行くほど混んでいて、さらに戸口を開放した昔ながらの八百屋では、いつも以上に混んでいた。屋内であれば家族の咳でも気になるが、屋外となると格別の安心感がある。

今回のように人が集まる場所や公共施設を閉鎖しなければならないような場合、公園や公共施設の敷地内の屋外部分を、マーケットとして開放するシステムがあればいいと思う。出荷先を失う生産者や、経営にダメージを受ける都心部の食料品店、飲食店などが臨時テントで販売を行うのである。北海道大停電の折には、いくつかの飲食店が、仕入れていたものを使った簡単なメニューを、店の前に販売台を作って売っていたが、非常時とはいえちょっとイベント感があって楽しかった。

コロナだろうとなんだろうと、食べなければならないし、経済は回さなければならない。また、こういうことは非常時だけでなく、定期開催しておけば、いざというときもスムーズに開催できる。さらにニューヨーク・グリーンマーケットのように、一種の観光資源にもなるかもしれない。このつぎコロナが蔓延するとしたら、やはり冬だろう。屋外の販売も買い物も寒いだろうが、ニューヨークも冬はマイナス10度にもなる。暖かくて豪華なコートを買おう。厳寒の中の上質なコートは(体型も隠せるし)女性を美しく聡明に見せる。

李子柒 / 粘土のオーブン

今回の李子柒は、これまでの動画に何度も登場している粘土製オーブンの製作。最近更新が少ないようなので、古い動画から選んでみた。最近のこのシリーズは、1つの動画にいろいろな要素を詰め込んでくるが、以前はこんなふうに、ひとつのテーマだけに絞っていた。

ちなみに、オブジェにもなりそうな粘土製のオーブンづくりは、2007年のこの本が草分けだろうと思う。
Build Your Own Earth Oven: A Low-Cost Wood-Fired Mud Oven, Simple Sour-Dough Bread, Perfect Loaves
英語ではあるが、図解入りでくわしく作り方が紹介されている。今となっては古典的名著だろう。いつか自分でやってやろうと密かに手に入れていたが、その機会はなかなか来そうにもない。