李子柒 / 大蒜(にんにく)

コロナからも無事回復して、通常ペースでアップしている李子柒シリーズ。今回はにんにくだ。

植え付けてから、まず苗になった頃に食べ、伸びてからはいわゆるにんにくの芽の部分を抜いて食べ、最後はにんにく本体を収穫する。本体も日干しにしたり、塩や醤油に漬けて保存する。調理法も多彩で、できたかと思えば一晩つけ置きするなど、どこで出来上がりなのかわからないほどだ。そして使う食材の種類が実に多い。日頃は粗食で十分と思っているが、この食材の豊かさを見ていると、このおばあさんには絶対かなわないんだろうなと思う。なんとかあやかりたいものだが、それには伝統食にこだわるユーチューバーの孫娘が必要だ。

石鹸

コロナウィルスの感染予防策として、石鹸を使った手洗いが奨励されている。マスクについては効用を疑問視する声もあるが(私は絶対にするが)、石鹸はウィルスを洗い流すのではなく分解してしまうらしい。だから水だけではなく、石鹸を使う必要がある。また殺菌消毒という点では、昔からオスバンSなどの逆性石鹸が有名だが、界面活性剤としての効能が大事なので、コロナに対しては普通の石鹸と効果は変わらないようだ。

石鹸は油脂に水酸化ナトリウムを加えて、熱しながら撹拌して作る。割と簡単な工程なので、オリーブオイル等の高級な油を使って個人で手作りする人もいるらしい。

動画で紹介されているのは、オリーブオイルを原料に、職人が完全手作りする石鹸工場の様子。機械をいっさい使わないので工事現場のようだ。タイトルを読まなければ何を作ってるところかわからないほどだが、1個1700円もする高級石鹸として、アマゾンでも販売されている。
Nablus Soap

この石鹸工場があるのは、ヨルダン川西岸地区。パレスチナ政府とイスラエルが共同統治、というかイスラエル軍が実効支配している場所である。パレスチナ人270万人とユダヤ人40万人が暮らしているが、正式な国名はなく国連にも加盟していない。また日本はパレスチナも承認していない。
世界的にも有名な係争地帯なのだが、動画を見るとユダヤの帽子(キッパ)をかぶった人と、アラブ風のヒゲ男が一緒に働いている。政治や戦争などは暇人の考えることで、庶民には毎日の仕事が大事なのだ。

ハッピーイースター!

今日はイースター。キリストが復活した日。キリスト教ではクリスマスより重要とも言われているらしい。日付は年によって変わり、復活した日が日曜日だったことから、春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日。今年は4月12日である。昨年はスーパーが「イースターセール」というのをやっていて、随分むりやりなセールだと思ったが、今年は流石にそれどころではないようだ。

イースターは何をする日か?まず掛け声は「ハッピー・イースター」である。家族でごちそうを食べるのはクリスマスと変わらないが、誕生の象徴である卵に模様を描いた「イースターエッグ」を作って飾る。子沢山にちなんでうさぎの置物を飾る。また、
1.エッグハント:家の中に隠した卵を探す
2.エッグレース:スプーンに卵を乗せて走る
3.エッグロール:卵を割らないように転がす
など、イースターならではの遊びもある。

というようなことを昨年書いた。一年後、コロナにおびえて暮らすことになるとは思ってもいなかったのだから平和なものだが、今はちょっとでもハッピーなことなら、あやかりたい気分である。そこで、覚えていたらだが、来年もイースターの記事を書くことに決めた。その時、「去年のイースターはひどかったな」と思えるようになっていれば上々だ。よくわからない行事ではあるものの、日本語で「復活祭」というらしいから、縁起が良さそうじゃないか。