李子柒の再開第二弾は、3月3日の桃の花祭りのごちそう。日本ではひな祭りだが、中国ではピクニックなのだろうか。特別な素材はないが、かわいらしい形の料理を何品か作った。
このシリーズはコロナで中断していたが、本格的に再稼働したようだ。何よりおばあさんが元気にしているのがうれしい。日本はまだまだ予断を許さないが、いい季節のうちに終息してくれたら、自然のなかにでかけるのも悪くない。


作曲はジミー・マクヒュー(1894~1969)。昨年末、著作権の保護期間が50年から70年に引き伸ばされたが、命日が5月なのでギリギリでパブリックドメインだと思う。
演奏しているダイアナ・クラールはカナダ出身のジャズプレイヤー。ウィキペディアには「1990以降、最も成功したジャズ歌手のひとりで、5度のグラミー賞受賞」とあるが、私はyoutubeで初めて知った。渋い低音のピアノ弾き語りで、オーソドックスな選曲もあって、リラックスして聞ける。作曲家でもあるそうだ。オスカーピーターソンもそうだが、カナダ人ジャズメンには、実力十分で、しかも肩のこらない演奏をする人が多いような気がする。個人的には、ジャズバイオリンのソロがめっけものだった。
コロナウィルスのパンデミックに関して最も気になるのは、今自分たちが感染拡大の、どの段階にいるのかということだろう。まだ増え続けるのか、もうピークにさしかかっているのか。誰にもわからないことではあるが、そのヒントになるかもしれないグラフを見つけた。

画像をクリックして本家に行くと、グラフのアニメーションが始まる。数値は横軸が感染者の総数で、縦軸が新規発生数である。対数表示というあまりなじみのない表示だが、ほぼどの国も同一直線上で感染者を増やして来たことがわかる。この直線が今回のウィルスの感染の特徴だ。そして、この線が下に向かって伸び始めたらそこが流行のピークで、その後は終息に向かう可能性がある。
これを見ると中国と韓国が明らかな下向きコースに入ったようだ。もっとも中国は問答無用の都市の封鎖が可能で、国民皆兵の韓国はすべての医師を軍医として徴発して任意の場所に配置できるという特殊事情なので、他国は真似ができない。
この中で日本のグラフは特徴的で、ごく早い時期から何度もカーブを下に押し下げる動きがあり、その結果累計数が他国よりかなり少なく済んでいる。完全な下降カーブに入ったわけではないので安心はできないが。
イタリアなどのヨーロッパは、わずかだが、揃ってカーブが下を向き始めたようにも見える。これらがこぞって下降し続ければ世界的な終息も見えてくるかもしれない。ただしアメリカはカーブする気配がまったくないまま、コロナ直線を駆け上っている。発生源としての中国と、感染拡大源としてのアメリカの防疫は、世界的な問題として取り組まなければならないかもしれない。