なぜシロナガスクジラはガンにかからないのか

コロナウィルスとは何か&あなたは何をなすべきか」で紹介した、ドイツの Kurzgesagt (要するに)という映像制作集団の作品。日本語字幕もある。

時節柄、コロナほど怖いものはないような気になってしまうが、実際に我々の生命を脅かしているという点では、ガンにははるかに及ばない。
タイトルの通り、クジラやゾウなどの大型動物はガンにかからないらしい。動画ではその理由についていくつかの仮説を示しながら、ガンとは何かについてわかりやすく説明している。驚くべきは、ガンが人体から栄養を吸収して増大するように、ガンそのものにとりついて栄養を奪う、「敵の敵は味方」が存在するという。頼もしいのやら怖いのやら、よくわからない話だ。

では、病原菌を殺す「敵の敵」はいないのかというと、バクテリオファージがそれに当たるらしい。動画は同じくKurzgesagtのサイトから、「地上最凶の存在バクテリオファージ」。コロナよりも凶悪なものの話を見れば、少しは気休めになるかも?

パーカーソーラープローブ、5回目の太陽への接近に成功

2020年6月9日、NASAのパーカーソーラープローブは、5回目の太陽近日点への接近に成功した。を、電波ビーコントーンで知らせてきた。宇宙船は2日前に、太陽の表面から1160万マイル以内で飛行し、毎時約244,225マイルの最高速度に達した。これは、パーカーソーラープローブ自身が1月29日の第4軌道で達成した記録と同じく、人工物の最速記録だ。

メリーランド州ローレルにあるジョンズホプキンス応用物理学研究所のミッションコントローラーは、 午後4時40分(EDT)に宇宙船から「ステータスA」のビーコンを受け取った。ステータスAは、4つの可能なステータス信号のうち最良のものであり、宇宙船が動作しており、機器スイートが科学データを収集していることを示している。

パーカーソーラープローブは、6月13日に太陽との遭遇を完了した後、3回目のフライバイのために金星に向かって移動する。金星を使用して軌道エネルギーの一部を放出し、次の軌道で太陽に最接近する。このときの高度は金星の表面から約516マイルで、以前の2回のフライバイよりもはるかに低いが、金星の大気よりもはるかに高い。パーカーソーラープローブは、機動中に、影を通過しながら、短い11分の日食を目撃することになる。

この5回目の太陽軌道で、パーカーソーラープローブはこれまでで最長の観測キャンペーンを行う。過去4回かけて、徐々に近い軌道を通過してきた宇宙船は、5月9日に太陽の表面から6250万マイルの距離でその装置を作動させた。計器は、ミッションの標準的な11日間の遭遇よりも著しく長い6月28日までデータを収集し続ける。
この5回目の観測キャンペーンのデータは、2020年6月下旬から8月中旬の間に地球にダウンリンクされ、2020年11月に一般に公開される予定。

旋盤動画

熟練した職人の仕事ぶりは、見ていてあきない。非常に簡単そうにやるので、ちょっと試してみたい気にもなるが、実際はこんなふうにはいかないし、危険もあるだろうと思う。以前なら表に出る機会がない地味な職種の職人さんが、自分の腕前を披露できるのも、ネット動画ならではの良さだ。
何を作ってるのかはわからなくても、ひとつひとつの作業から目が離せず、いつまでも見ていられる。ある種の癒やし効果があるかもしれない。
そうして、全く予想もつかなかったものが出来上がる...(あんた、最低だよ)。